洗濯物が家干しで乾く理由(パート2)
前回のブログに引き続き、洗濯物が家干しででなぜ乾くのか??
もみの木が水分を吸収してくれるからです。
木にはもともと水分を吸収する力があります。木が生えているときは木の中に水分を蓄えていますからね。
木は光合成をして育ちます。
光合成に必要なものは、光と二酸化炭素と水です。中学校の理科の授業で習いましたね。
木が成長するには欠かせない物になります。なので木を伐採した時に木の中には多くの水分が含まれています。
少しでも水分が少ない時期に伐採します。日本ではこれが秋になります。
春になると水分を吸い上げますので、木の中の水分が多くなります。製材した時にカビが生えたりしますから秋材が好まれます。
切り倒されて木は水分を多くため込んでいますので、この水分を乾燥させて12パーセントぐらいにしないと材料として使うことが出来ません。
水分を飛ばすのに乾燥が必要になります。
乾燥方法として大きくわけて2パターンがあります。
機械で強制的に熱を加えた乾燥させる方法これを「人工乾燥」と言います。
それとは異なって機械に頼らずに自然の状態で水分を飛ばしていくのが「自然乾燥」になります。
人工乾燥は熱を加えて乾燥させますので、木の本来持つ油分や細胞が死んでしまいます。
そうすると、木、本来の機能を果たすことが出来なくなってしまいます。
木というだけの飾り物ってことになります(汗)
自然乾燥は、人工乾燥と異なり木が本来持っている油分や細部を壊すことがありません!
なので「木は呼吸します」と言われているの木は、本当は、自然乾燥された木しか呼吸はしません。
正確に言うと水分を吸い込みますが、掃き出すことが出来ません!!
なので、水を床にこぼしたまま放っておくとシミになってしまいますからね(汗)
これを知っている人は、そんなにいないのかもしれませんね。
「木は調湿します!」なんて言っている人が多いからですね。本当に調湿するのは自然乾燥で乾燥された木になります。
それと製材の方法によっても大きく異なります。
製材の方法も大きく分けて2パターンあります。
木の表面がタケノコ模様になった「板目」と、まっ直ぐな筋が平行に入った「柾目」があります。
板目は昔から酒樽や醤油だるの用途で使われてきました。外に漏れると困りますからね。酒や醤油を外に漏らさない為に板目が使われてきました。
柾目は御櫃や寿司桶などに使わてきました。調湿してくれるからですね。余分な水分を吸収して水分が少なくなると放出してくれます。御飯を保存するための日本人の生活の知恵と言えます。
板目は小さな木から取れますが、柾目を取ろうとすると大きな木からしか取れません。もみの木ハウスで使用しているもみの木は、樹齢150年から300年の物になります。江戸時代に芽を出した木になります。柾目は昔は高貴人しか使えませんでしたからね。
板目と柾目では柾目のほうがお値段も高くなりますし、もみの木ハウスの使うもみの木には節がほとんどありませんからより高価な物と言えます。
無垢材でも全てが効果があるわけでは無いことになります。
木の家に住んでいて、本当は効果が無いのに効果があると信じている人のほうが多いかもしれんせんね。
考え方は人それぞれですが、本当に住んでみて効果を肌で感じたから自分は言えます。
普通の家で、洗濯物が家干しで乾く家って聞いたことあるでしょうか?
浴室乾燥機や洗濯物を乾かす乾燥機無しでですよ。
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