木は調湿します!!
よく聞く言葉に「木は調湿します!!」があります。
イメージだけが独り歩きしてしまった表現だといえます。
「木は体にいい」と同じでイメージの一人歩きと言えます。
調湿するという事は、湿度の高い時だと木が余分な水分を吸って湿度が低くなると、水分を掃き出してくれるのが調湿するという事です。
無垢材を床に使って調湿するなら、家干しで洗濯物が乾かないといけません!
洗濯物の水分を木が吸ってくれますから、乾かないといけないことになりますが、乾かないので浴室乾燥機で乾かす方が多いんじゃないでしょうか(汗)
そうなると調湿していないって事にはなりませんか??
木は確かに調湿しますが、加工方法や乾燥の方法によっても大きく効果が異なることになります。
このことを知っている人はほとんどいません。
というか勧めている人も理解している人ってどれだけいるんだろうか??
となります。
「木は調湿します!」という営業トークをたくさん聞きますし、お客様も木は体にいいし、調湿すると思っている方がほとんどです。
プロでも理解していない人が多いですからね、、、、
イメージで使用するので、住みだしてからも「やっぱり木にしてよかった!」で終わってしまいます。
本当の効果を理解しないまま住んで、木は良いというイメージで納得してはいませんか??
本当に調湿する効果が期待できるのは、柾目の自然乾燥で乾かされた木となります。
柾目に製材しようとするなら、150年以上の木しか取れませんし、取れたとしても沢山取れません。値段も高くなります。
なので多くの床材はタケノコ模様の板目がほとんどです。
木を無駄なく使えますから、コスト面から考えるとどうしても板目が主流となるのでしょう。
それに乾燥によっても大きく違いが出ます。
自然乾燥でないと、木の持つ成分が死んでしまいます。機械を使わずに木の持つ水分を飛ばしていきます。時間と手間が沢山かかります。
機械で乾燥すると短時間で商品となりますが、木の本来持つ成分が死んでしまうので調湿することは出来ません。
水を吸うことは出来ても吐き出すことは出来ないのです。
杉のフローリングなどに水をこぼして放置していると、シミになってしまいます。
木が水を吸ってそれを掃き出すことが出来ずに乾いてシミになります。
それが人工乾燥で仕上げられた木となります。
流通している多くの木が人工乾燥で水分を抜いた材料となります。
手間暇とコストがかかる自然乾燥よりも、すぐに商品となる人工乾燥がビジネスとして、主流になったのでしょう。
もみの木ハウスのもみの木は柾目の自然乾燥です!!
調湿するので家のどこに洗濯物を干しても乾きます。
本物の木は調湿しますので家の湿度を一定に保ってくれます。
本物の木かどうか聞くには、「この材料自然乾燥ですか?」と聞くことが本物にたどり着く近道だと言えます。
そこで答えがすぐに帰ってくる会社は、信用できる会社と言えるんじゃないでしょうか。
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