大きなもみの木
もみの木の家に使うもみの木は樹齢約150年~250年のもみの木なります。
長い年月をかけて、厳しい自然環境に耐えながら成長した木となります。
もみの木は自然に芽吹いた木ですが、今、日本で多く流通している県産材や国産材のヒノキや杉のほとんどが戦後の高度成長期に植林されたものになります。
そして、人の手によって生長を妨げる木を間伐材として間引いていき、枝打ちをして人の手で育てていきます。
ぬくぬくとした環境で育った木と、厳しい自然環境を生き抜いた木とでは、全く異なるものとなります。
自然界で育った生き物と人の手によって育てられた生き物では全く異なります。人の手で育てられた生き物は自然界に帰しても生存率が低いですからね。
150年以上のもみの木は江戸時代に芽を出しています。
昭和生まれと江戸生まれでは、大きく違います。何百年という間、生存競争に打ち勝ってきたわけですから、自分の身を守る力を兼ね備えているといってもおかしくないのかもしれません。
そして長い時間をかけて育った木は大きくなります。木が大きいと節が出ない樹齢が若いと節が沢山出ます。
なので若い木では柾目材なんて取れません!
もみの木ハウス家のもみの木は全てが柾目材となります。
柾目材でしか調湿はしませんから、これを板目材にしますと効果は期待できません!
調湿するのにも加工方法が重要でして「自然乾燥」「柾目」「無節」個の三要素がそろわなければ本当のもみの木の効果が期待できません!
なのでもみの木は他と違い特別な材料と言えます。