窓はコンパクトに??
窓はコンパクトにするのがベストでしょう!
もみの木ハウスの考え方です。いろんな会社によっては窓は大きく高いほうがいいなんて言う会社もあるでしょうが、今は高気密高断熱の家が増えてきました。なので断熱性能がいい窓のほうがいいと言えます。
引き違いや掃き出しの大きな窓になると、大きく断熱性能が落ちてしまいます。意外にサッシで大きく変わります。
知っている人は知っていますが、そんなことあまり気にしない人も多いようです。特にデザイン重視になると、機能性よりどうしてもデザイン重視になってしまいます。デザインを優先すると住環境が悪くなってしまうかもってリスクを考えている人って意外と少ないのかもしれませんね。
昔はアルミのシングルガラスのサッシが普通でしたが、時と共に製品も進化していきます。引き違いサッシが標準と言った考え方が大きく方向転換してきました。
なので断熱の勉強をした人はあまり引き違い窓を採用しません。断熱性能が低いことを知っていますので。
縦や横に開くタイプのサッシをチョイスします。しかも小さいタイプの物を選びます。そうしなければ断熱性能が落ちるという事を計算上で理解しているからです。
何も考えずに大きな引き違い窓を入れていくとそこから多くの熱が出入りすることになります。そうなると不快な空間になってしまいます。そこがわかっているので採用しない!
そうすることによって家の中の温度が安定します。そうするとエアコンもワンフロアー1台でまかなえます。
もみの木ハウスの家は外皮計算をしてありますのでエアコンがどの大きさで冷やせるのか、また暖房がまかなえるのかが計算式で出せます。
普通の家だと6畳の部屋では6畳用のエアコンをつけて14畳のリヴィングでは14畳用のエアコンを付けるでしょう。電気屋さんは「年々夏は暑くなってきていますからもう少し大きめのエアコンをお勧めします」なんてことで大きなエアコンを勧めてきますし、部屋ごとにエアコンがあるのが当たり前なんて思われている方多いんじゃないでしょうか??
各部屋にエアコンがあれば電気代も相当かかるとは思いませんか?
各部屋ごとにエアコンがあって当たり前の時代は過去になりつつあります。
1フロア6畳用のエアコン一台でまかなえる家もありますし、ほとんどの家がエアコン1台で生活されています。
断熱性能がいい家ほどサッシには特に気を使うべきだと言えますが、そこをアドバイスしてくれる会社がどれほどあるかは、わかりませんが、、、
知らないと分からない建築の常識と言えますね。