引き出しの多いのがいいの?
良く誉め言葉に「あの人引き出しが多い!」なんて言われる人がいます。
引き出しの多い人って言われる人は、できる人って言えます。そして何事においても頼りになったり物事をよく知っていると人から一目置かれる存在だといえますが、これが建築会社だとどうなの??ってことになります。
引き出しの多い会社とは「幅広くお客様のニーズに答えられる会社」みたいなイメージが無いでしょうか?
引き出しが多い=選択肢が多いとなっているように感じます。
お客様の立場からすると色んな商品が選べて予算に合った家づくりが出来ていいわ!なんて思う人も多いんじゃないでしょうか?
これってちょっと変???て思いません?
引き出しが多い=営業マンがいい=会社がいい というイメージへと繋がります。全てがいいと錯覚に陥ってはいませんか?
つまりは幅広い客層をカバーするための引き出しとなってしまっていると言えます!
多くの会社は全ての人と出来る事ならば契約を結びたい!と考えています。仕事をしないと会社が存続しませんからね。従業員も沢山いる会社はどうしても仕事を取る必要があるなのでその仕事を取るツールとしての引き出しが会社には備わっていると言えます。
より幅広い層のお客様を獲得しようとする会社にはより多くの引き出しが用意されているってことになるでしょう。とにかく一軒でも多くの受注を取りたいと願いますから当然引き出しの数も増えていく事になります。
床材一つにしても中クラスが付き板張りのベニヤのフローアーで上クラスになると無垢材のフローリングとなり、下クラスになるとカラーフロアーと何層にも分かれた引き出しが用意されています。会社にしてみたら「お客様のニーズに合わせて」となるのでしょうが、本音は「お客様の予算に合わせて」ではないでしょうか?
しかもそれを決めるのもお客様が決めることになる。そこに家に対しての「本質があるのか?」て事になります。
ではもみの木ハウスではどうなのか?ってことになりますよね。
もみの木ハウスでは引き出しは一つしかありません!
「もみの木」一つになります。
予算が足りないでも「どうしてももみの木じゃないと建てたくない!」ていわれるお客様がおられます。どうしてももみの木の家に住みたいと願われる方です。そんな人には引き出しを用意しているのかとなりますが、引き出しは一つしかありません!
ではどうするのか本当に必要であるものを優先していく事になります。つまりは家を小さくしていらない物を削っていくことになります。本当にもみの事を分かっている人のことになりますが、、、、
もみの木ハウスの引き出しは一つしかありません!
しこもその引き出しは「もみの木」となります。