家に求めるものは何??
家に求めるものは何なのかをはっきりと明確にしておかないと、暮らしだしてからこんなはずじゃなかったのにとなっていまいます。
家を建てるパートナーも重要になります。
家をどこで決めましたか??ランキングで上位に来るのが「営業マンできめました」
よくしてくれてこの人ならってことで決めることになるのでしょうが、いくら親身になってくれても契約をしてしまえばそれっきりになります。
あとは設計担当にバトンタッチする会社が多い。
人で判断してしまうと家の本質を知らずに契約することになります。
家を判断するのに人だけで判断すると危険だといえるからです。
家は一生暮らすものになりますので、失敗してしまうともう次はありません。ずっと後悔したまま過ごし続けることになります。
一番は家が安全かどうかです。家の性能をしっかりと理解したうえでの判断が需要になります。
今年の4月から建築基準法が改正になります。建築基準法の改正に伴って、今まで木造建築物は構造計算が必要ではなかったのが、必要になりますので、より厳しい基準になりますが、基準が厳しくなったからすべてが同じ強さの家になるとは限りません。
耐震等級も1~3まで段階があります。すべてが一番厳しい基準で建てられているのではありません。
耐震等級が良くなるにつれて家のコストも上がります。
地震に強い家を建てようと思うなら家のコストも上がります。
次に暮らしだしてから快適に暮らせる家でなくてはなりません。
家の性能が低ければ、ストレスを感じながら暮らすことになります。
家の温度変化が大きくなりますので、冬は寒くて夏は暑い家になります。我慢しながらの生活をすることになりますし、ヒートショックや熱中症のリスクが家にいながら高くなります。
一生暮らす家で、我慢する上に危険と隣り合わせでの暮らしなんてしたくはありません。
最後に暮らしだしてから、コストがかからない家を建てることが重要になります。
家は建てて終わりではありません!!メンテナンス費がかかりますし、毎月の光熱費は一生払い続けることになります。暮らしだして初めてきた請求書びっくりすることになります。
そうならないためにも、家の性能を上げることが必要になるのですが、そこに至るまでに判断してしまうと一生後悔することになります。
最初から家に何を求めるかで暮らしが大きく異なることになります。
自分たちがこんな暮らしをしたいと強く望むことが必要になります。
他人任せではそこにたどり着くことは難しい。
「要望を聞かせてください」ですべてを受け入れてくれるのは危険な会社といえます。
無駄なものを沢山取り入れると家のコストが上昇いたします。取り入れたことで自分たちに大きなメリットがあるのであればいいのですが、メリットとなることのほうが多い。
「あの時言ってくれればやめたのに」ってことになりますからね。
家の本質で家を決めないと、人やデザインや金額で判断すると暮らしだしてから後悔が多い家になります。