環境に優しい
環境に優しい家を建ててるようで、どこで環境に優しいのかを判断するのは非常に難しいことになります。
家からCO2の排出を少なくするように、太陽光発電を載せても太陽光発電をつくったり、運搬したり施工するときにはCO2を排出します。
自分は環境にいい事をしていると思っていても、実は間接的にCO2を排出しています。太陽光を廃棄するときにも産業廃棄物となってしまいます。
環境に優しい家は、光熱費も安く抑えることが出来ればエコになりますが、太陽光を設置しても売電は安いですから投資した分を回収することなんて出来ません。蓄電池は場所も必要になりますし、まだまだ値段が高い。
停電の時に役立っても停電しても電気が一番早く復旧しますからね。
太陽光を設置するためには、太陽光の重さも考慮しなければいけません。
今建っている家にそのまま載せると重量オーバーになる。すると、梁が太陽光の重みで建具が開かなくなったりと何かと家に負担がかかることになります。
太陽光を設置するには、最初から太陽光の重さを最初から計算しておかなければなりません。
柱の数を増やしたり、梁の大きさを大きくしたりと、構造計算で使用する部材の大きさを決めないといけません。
今年の4月からは木造建築物でも構造計算が必要になりますので、
最初から太陽光を設置するのであれば安心して設置できますが、あとから設置するるといろんな問題が生じることになります。
あとから設置すると屋根に穴をあけることになりますので、防水処理をしっかりとしておかなければ、雨漏りの原因になります。太陽光を後から設置し、そこが原因で雨漏りがしていた家もありましたからね。
部屋の中に雨水が漏れてきて初めて気づくことになります。
雨漏りも修繕をしないといけませんし、修繕するのにもお金がかかってしまいますからね(汗)
最初からしっかりと計画を立ててしないと、途中から設置すると後悔しうることのほうが多い。
半永久的に使えるのであれば、選択肢もありますが、発電量も下がりますし、壊れてしまうと修繕費にもたくさんのお金がかかります。壊れてしまうとただのごみにしかなりません。
解体して撤去するのにもお金がかかり、なによりも産業廃棄物になりますので、処分代ももの凄く高くつきます。
今まで撤去して処分したって話は聞かないですが、何年も前に太陽光のソーラーパネルを撤去して処分しましたが、引きとってくれる処理場を探すのが大変でした。金額もものすごくかかりましたからね。
これからこのようなことが沢山起こってくるでしょう。
環境に優しいって難しい問題になりますね。