どれにしますか?
「どれにしますか?」なんて尋ねられる事があります。
量産メーカーの営業マンの言葉です。こんな言葉が来たら要注意です。
なぜだかわかりますか?
お客様に確認の言葉です。
すべてをお客様に決めさせます。家の間取りや部屋の広さや外観までもすべてを確認ということでお客様自身が決めることになります。
設計のプロでも悩むようなことを素人に決めさせるわけです。
なので打ち合わせに要する時間がたくさん必要になってきます。
最初の頃は、夢のマイホームのために胸躍らせて打ち合わせに行かれることでしょう。
ここからが苦痛の始まりかもしれません。
打ち合わせのたびに次から次へと決めることがやってきます。
自分の時間を削っての打ち合わせになります。
せっかくの休日がなくなってしまうことになる。
ひどい営業マンになると「早く決めてください!工事が遅れてしまいます。そうなると引き渡しの時期も遅れることになりますよ。」なんてことに
すべてをお客様に決めさせて最後には急かされることなんかになったら散々ですね。
そして引っ越ししてから「こんなはずじゃなかったのに」何て事に・・・
そして営業マンの決め台詞がこうです「すべてお客様が決められたことですよ。」
何て事にならないように「どれにしますか?」には要注意です。