どれくらい先を見てますか?
家を建てるのに、何年先を見て建てるのかによって、建てる家が全く別物になってしまいます。
今の現状で建てるのか??何十年も先のことを見据えて建てるのかでは、暮らし方や快適さや資産価値などいろんな面に置いて異なる家になってしまうからです。
子育てを中心に考えてしまうと、子育てしているときはいいのだけど、子どもが巣立ってしまうと使うことが無くなった部屋は物入れとしての機能しかありません。
空き部屋になってしまいますので、誰も使用することがありませんので、普段使わないものを押し込むことになります。そうすると、空気の入れ替えもすることなく掃除もだんだんする頻度も少なくなってきて、最後には足を運ぶこともなくなってしまう無駄な空間になってしまいます。
子育てする期間よりも子どもが巣立ってから、夫婦二人きりで過ごす時間のほうが遥かに長い。
よく考えないと無駄なところにお金をかけることになります。
今、支払う家の金額で考えてしまうと、暮らしだしてから後悔しかない家になってしまいます。
家の価格は、家の性能に比例いたしますので、価格が安い家は、それだけの性能しか持ち合わせてない家になります。
暮らしだしてから、夏は暑く冬は寒い家だということに気付くことになります。
今まで暮らしていて家と何ら変わることがない(汗)
快適に暮らせると思って生活をしだしても、家がまっさらで新しいのだけども、生活環境は以前まで暮らしていた家と全く変わることがありません。
さらに、時間が経つにつれて家の価値が確実に下がっていく家になります。
30年も経つと、家の資産価値がゼロになってしまいます。
土地の値段しか価値が付きませんし、売却するには解体をして更地にしてから売却するのか解体代を差し引いた金額で売却するのかで、家の価値がない上に解体代がのしかかってくるのであれば、相続しても負担ばかりかかってしまいます。。
相続してからも何十年も暮らせて、しかも資産価値が残る家を建てておくと、誰も損することがありません。暮らしたいと思えば暮らせばいいですし、売却したければすればいい。賃貸として貸すことが出来る家であると、選択肢が沢山残ってしかも手元にお金が残ることになります。
家は人生の中で一番大きな買い物になります。その大切な家が、寿命が短く資産価値も残らないのであれば、どうでしょう?
快適に暮らすことが出来ずに、暑さ寒さの影響をもろに被る家では、ストレスを感じながら生活することになります。
今の現状や目先のお金だけで判断すると、一生後悔することになります。
そうならないためにも、何十年も先を見据えた家づくりをしないと、一生不満が多い生活を強いられることになります。