システムエラー
理想の家を建てたのだけど、なぜか家が片付かなかったり、家事が全く楽にならないことがよくあります。
今まで暮らしていて、家が新しくなっただけで、生活自体が何ら変わることがない家が多い。
全てが新しくなって気分もいいですし、新しいと生活も楽になると思って生活を始めるのですが、いざ暮らして見ると「あれっ??」てことになってしまう。
こんなはずじゃなかったのにとね。
マンションや賃貸では、初めから間取りが全て決まっていますので、家の間取りに合わせた生活になります。自分たちが間取りに合わせた生活を送ることになるので、収納も限られていますし、収納が足りないと家具を購入して賄うことになります。
最初から限られた空間での生活を余儀なくされてしまいます。
そこから、まだ広い家に暮らすことになるので、スペースにも余裕がありますし、動線も自分たちの望んだものになっていますので、快適に暮らせるはずが実はそうではない。
暮らして見て初めて気づくことになります。
最初のうちは、すべてが新しくてキレイなので、汚したくはありませんから、一生懸命片付けたり掃除をしますが、時間とともにだんだんと汚れたり散らかったりするようになります。
毎日テンションを上げた状態での生活は続きません。
色んな諸事情でなかなか思うようにはいきません。
家が散らかったりする理由の一つとして、家のシステムがうまく機能していないことです。
家事導線が良くなっても、家事にかかる負担は減ることはありません。
今まで暮らしていた家でしていた家事が、何か一つでも、全くしなくてもいい家事はありませんからね。
収納も適材適所にあるのか無いのかで、片付くのか片付かないのかの違いが明確に出てきます。収納が簡単に片付く収納とそうでない収納があることを知らない人が多いからです。
収納だけを配置するのでは家は片付きません。
収納には扉がありますので、開ける閉めるの動作を伴います。
アクションが必要になると、知らず知らずのうちに面倒くささやストレスを感じてしまっています。収納もいろんなところに散らばって配置されていますので、移動距離も自然と長くなってしまいます。
洗濯物がたたんだ状態で階段やソファーの上に放置されることになると、家が散らかってくるようになります。
家が散らかってしまうのは、自分が片付けが苦手だと思い込んでしまっている方が多いと思いますが、実は家のシステムがうまく機能できないからです。
システムエラーが発生しているからです。
エラーが発生すると、直そうとしますが、家の場合では最初からしておかないと家が建ってしまってからではもう遅い(汗)
本当に楽に暮らせる家は、設計段階で決まってしまうからです。
楽して暮らす家にはそれなりの理由が存在いたします。
その会社が建てている家に実際暮らしているのかいないのかで、建てる家のコンセプトや設計が変わります。
もみの木ハウスでは、自分自身が暮らしていますので、もみの木の性能を一番理解しているプロになります。
もみの木ハウスに暮らしながら、生活が楽になる家事が楽になる家を、日々模索しているからこそシステムエラーが無い家を建てることが出来ます。