家づくりの考え方
家の価格が上昇しています。
ウッドショックで、木材の価格が上昇して下がると思っていたものがそんなに下がることがなく、価格が高止まりの状態で推移しています。落ち着いたといっても、以前のようや価格には戻る気配が全くありません。
物価も高騰していますしので、すべての物の価格が上がっています。少し前に値上がりしたと思っていたものが、また価格改正で、商品の価格が上がることになります。
これからは安くなる見込みが全くございません(汗)
光熱費もものすごく高くなっていますので、家計を圧迫することになります。
物の価格が上昇していますので、もう少し様子を見たり、安くなることに期待するなんて方も多いようですね。
一度上がったものは、価格が安くなることは期待できません。
高止まりで推移するか、まだまだ価格が上がっていくことになるのでしょう。
今まで買えていたものが買えなくなったり、グレードを下げたものを買うことになるのでしょうが、なんでもそうですが、価格に合った商品になります。
良いものを安くと誰もが思う事ですが、ビジネスではいいものを安く売ると損をしてしまいますので、価格は商品相応になっています。
良いものはそれだけの価値が高いですし、そこそこの物はそこそこですし、安いものは安いなりの価値しかありません。
安くていいものはない。
これからもっといろんなものの価格が上がっていきますし、金利も上がっていきますので、少しでも安いものを買う方にシフトしがちではありますが、ずっと使うものは性能で判断することが得策だと考えます。
家も価格帯が物凄く幅があります。
全ては価格に反映されているからです。
快適に暮らせる家を手に入れるには、それなりのお金が必要になります。
ただ暮らせればいいと考えている方なら、ローコスト住宅を建てると安く済みますが、一生つきまとってくるのが、光熱費や家のメンテナンス費になります。
光熱費は、家の性能によって大きく異なるものになりますので、家の性能で支払う金額が変わります。一生払い続けるものになりますので、何十年もの積み重ねがボディブローのように効いてきます。
支払った金額を計算するとびっくりするような金額になります。
しかも、夏は暑く冬は寒い。季節で家の中の温度も大きく変化しますので、快適に暮らすことが出来ずに、我慢をしながらの生活になります。
そうならないためにも、性能のいい家に暮らすことがいいといえます。
価格だけで判断するよりも、何十年も先のことを考えて家は建てるべきだといえるからです。
性能が低い家で暮らしていると、健康面も変わることになります。夏は熱中症、冬はヒートショックや風邪をひく頻度が増えて、病院にかかる回数も増えますからね。
これから家に求められるものは、価格よりも性能が求められる時代になります。