トータルバランスの上で
家はバランスを考えてからスタートしないと、暮らし出してからの変更はできません。
出来ないことはないのですが、相当な金額になってしまいます。
お金をかけたのにさらにお金がかかってしまうことになるよりも、最初から家の性能がいい家に暮らす方が快適に暮らせますし、安全で安心して暮らすことができます。
一生暮らす家なので、不自由な思いをしてストレスを感じながら暮らすのと、快適で楽して暮らせるので、人生さえも大きく変わることになります。
耐震基準がなかった頃の家なら、耐震診断をして耐震補強しないと大きな地震が起こった時に崩壊してしまうリスクの方が高い。
耐震補強するにしても莫大な金額のが必要になります。
子どもも巣立って夫婦二人だけで、子どもたちも家を建てて帰って来ることもないのであれば、このままお金を使わずに過ごすと考える方が多いです。
昔に建てた家はこのようなことに今なっていますが、今から建てる家は耐震等級がきっちりと定められています。
全ての家が同じ基準で建てられているのではありません。
耐震等級をクリアーすればいいと考えるのであれば、耐震等級1でいいですが、阪神淡路大震災の揺れに耐えられるのであって、大きな余震が来ると倒壊する恐れもあります。
もう少し強い家がいいのであれば、耐震等級2になります。耐震等級2は、耐震等級1の1.25倍の揺れに耐えられるようになっています。
耐震等級3は、耐震等級1の1.5倍の揺れに耐えられるようになっています。
耐震等級3で建てられている家は、まだまだ少ない。
どうしてもコストがかかるからです。
コストを抑えるとようにすると、耐震等級1になってしまうのでしょう。
近い将来南海トラフ地震が起こるとも言われています。
備えあって憂なしです。
安心と安全はお金で買える時代です。
地震が起きて家が崩壊してから後悔してももう遅い(汗)
今からの家は、トータルバランスがいい家に暮らすことによって、地震もそうですが、毎年夏の気温は高くなって来ています。
暑い夏や寒い冬の季節を快適に暮らすためには、やはり性能のいい住宅に暮らすことが1番です。
家自体がバランスが取れていて、性能の良い家に暮らす事で安心して安全で快適に暮らせることになります。
何か一つでも悪くなると、そこが原因で生活しづらくなってしまいます。
今の現状で考えたり、家の価格のみの判断になると、なかなか全てのバランスのいい家は建てられません。
将来のことを考えると、耐震等級3の性能住宅で長期優良住宅に暮らすことが安心して暮らせることになります。