安物買いの銭失い
安価なマイホームを購入します。購入当時はローンも安くいい買い物だと思われます。
住むにつれて段々と気づくことが増えてくるかも知れません。中にはそんなこと全く気にならないって人もおられますが・・・
例えばカラーフロアーなんか十年もすると表面が色あせてきたり表面が剥離してきたりします。無垢のフロアーだとそうでないように思われがちですが、人工乾燥であれば同じことが言えます。塗装が剥げてきたり、オイルを塗るメンテナンスがかかって来たりします。
ビニールクロスなんかも同じです。十年ぐらいたつと捲れてきたり、黄ばんだり色あせたりしてきます。最悪の場合カビだらけってこともあります。
カラーフロアーやビニールクロス、人工乾燥の無垢材でさえもリフォームやメンテナンスにお金がかかってきます。俗にいう大量生産品の宿命ですね。 安いものだから仕方がないのでしょうけど。巷の認識では、無垢材は高級なイメージが定着していますが実は人工乾燥の量産品がほとんどです。
もみの内装材ははっきり言って高いです。
高いものにもそれ相応の理由があります。もみの木の内装材を使用しても大手量産メーカーよりも安くなることもよくあります。大手メーカーの利益率が大きいのでしょう。
営業マンや設計・現場監督など人件費やモデルハウスや宣伝費など多くの経費が掛かりますからね。
それでも沢山の人が購入されます。凄い事です。
安いものには安いなりの、高級なものには高級なりの理由があるわけです。
選ばれるのはお客様です。後で後悔しないように慎重に選んでほしいものですね。