暑さ寒さも彼岸まで
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、もう九月も半ばを超えて、明日からお彼岸になりますが、朝晩は少し涼しくはなりましたが、まだまだ、日中は30度を超える日が続いて、仕事をするのにもまだ暑い日が続いています。
地球温暖化の影響で、夏の気温がものすごく上昇していますし、今年は兵庫県の夏の気温が過去最高になったという記事を新聞で見ました。
年々気温が上昇していっているのは、エルニーニョ現象が起こるせいだともいわれれています。
夏はエルニーニョ暑くなり、冬はラニーニャ現象の影響で大雪が降ったりします。
段々と季節が変わってきているように感じます。
日本は、春夏秋冬と四季がはっきりしていて、季節の移ろいを感じることが出来ていたのが、最近は春と秋がものすごく短くなって、夏と冬が長く感じます。
一番過ごしやすい季節が少なくなって、過酷な季節が長くなってきています。
今年の夏はとにかく熱かったので、熱中症になられた方も多いのではないでしょうか??
対策をしていても急になったりしますからね。
自分も、外に一日中いた時、今年初めて熱中症なるものを経験いたしました。
家にいても熱中症になるとも言われているので、家族が安心して暮らせるためにも、性能がいい家で快適に暮らす時代になってきています。
家にいて、家族が熱中症になるなんてこと今までは考えられませんでしたからね。
家の中の温度変化が少ない家に暮らすことで、家族を守ることが出来ますし、暑い夏や寒い冬でも快適に暮らせることが出来ます。
温度に大きく左右される家だと、家の中の温度を快適に保つためには、夏はエアコンで冷やして冬は暖房で温めて、春や秋は窓を開けて家の温度を調整するのが普通の家ですが、家の性能がいいと、一年中を通して窓を開けることもありませんし、エアコン一台で快適に一年間過ごすことが出来ます。
夏と冬はずっと家の中の温度を安定させるために、ずっと付けたままにしないといけないと感じる方もおられるでしょうが、つけっぱなしの状態にしておいても、夏はエアコンの設定温度を28度ぐらいに設定して、冬は22度ぐらいで快適に暮らせる家になります。
これからの家は断熱性能が求められるようになりますし、断熱等級4以上でなければいけなくなりますので、国が性能のいい住宅をつくるように基準を厳しくしていっています。
確実に環境変化に対応できる住宅が、求められることになります。
気候の変化とともに、家の性能も刻一刻と変化していっています。
そこで、それに合った対応が建築会社にも求められることになりす。時代とともに常に変化していかないといけないですね。
どうしても初期投資にコストがかかることになりますが、家族の健康と快適に暮らせることになりますので、これからは、コストの安い家と初期投資にコストがかかる高い家との二分化になるではないでしょうか??
今の現在の現状で考えると、ローコスト住宅になるのでしょうが、人生は100年時代ともいわれています。
一生暮らす家だから、一生安心して快適に暮らせる家がいいと考えます。
暑さ寒さも彼岸までが、彼岸を超えてもまだまだ暑い日が続いています。
これからもっと温暖化で夏は暑くなりそうですからね。