川の流れのように流れるといいのですが
水は高いところから低いところに流れていきます。
少しの高低差があると、低いところへ低いところへと流れていきます。
水は流れているのは目で確認することが出来ます。
ダムや池などでは、水がためられることになります。水の流れが滞ることになります。
堰き止めたところを開くと水が一気に流れていきます。
流れだすと水はまた、高いところから低いところに向かって流れていきます。
同じところに留まると水はよどんでしまいます。
空気も同じことが言えます。
空気は温められると上昇します。温められた空気が冷やされると今度は低いところに移動します。
空気は重さによっても居座る場所が異なります。
家の中では軽い空気は、天井付近の高いところに停滞しますが、湿気を多く含んだ重たい空気は家の中の低いところに停滞することになります。
床付近に停滞した重たい空気は温められると、上昇して天井のほうへと昇って行くのでしょうが、床下付近に留まった空気は、温められることはそうないので、常に床下付近に停滞することになります。
この停滞した空気がタンスの裏や家具の裏などに居座り続けて悪さをすることになります。
湿った重たい空気が居座ると、タンスの裏や家具の裏などには、空気が循環することがないので、カビが生えることになります。
タンスの裏や家具の裏は、部屋の模様替えや引っ越しや断捨離の時ぐらいしかお目にかかることはありません。
タンスや家具を引っ張り出すと、背面には埃がびっしりと張り付いて、背板や壁にカビが生えている。普段は気づかないのですが、見てしまうとびっくりするぐらいの状況になっています。
そんな中で毎日暮らしていることになりますし、そのような空気を毎日吸って生活していることになります。
これでは体に決していいことなんてありませんね(汗)
低いところに湿気を多く含んだ重たい空気が居座ることになって、それが原因でタンスの裏などにカビが生えると低いところの空気は汚れていることになりす。
汚れた空気を体内に一番沢山取り込むのは子どもやペットになります。
小さければ小さいほど、低いところの空気を体内に取り込むことになります。
日ごろから毎日綺麗に掃除していても、見えないところまでは掃除できないですし、そこが盲点となります。
空気は汚れているとは判断しにくいですし、24時間換気があるから大丈夫と思われるのでしょうが、24時間換気システムでは、家の中の空気を全て入れ替えるのに2時間かかります。
2時間で家の中の空気を入れ替えるように設計されているからですね。
換気扇は転用や天井付近の高いところに付いています。
低いところの空気は重たいので交換しきれない空気もありますし、隅っこに溜まった空気は交換されずに居座り続けます。これが悪さを起こす悪の根源となります。
水が流れるように常に流れていればいいのですが、堰や障害物に行く手を阻まれると、そこに停滞することになります。
空気も同じことが言えますね。