家の理想は尽きないもの
あんな家に住みたいとか、こんな家に暮らしたいなど理想は尽きないものです。
夢と現実は大きく異なることになります。
理想の家に住むには3回家を建てないといけないってよく言われますよね。
人生のうちで、3回も家を建て替える人なんてほとんどいません。
一回きりって方がほとんどになります。家は人生の中で一番高価な買い物になります。だからこそ考えて家づくりをするのですが、住んでみないと家の良さは分からない。
暮らしだしてから、この家でよかったと思える家が一番いい家になるのですが、なかなかそこにはたどり着くことが出来ないのではないでしょうか??
会社自体のコンセプトもありますし、どの家がいいのかなんてお客様には判断しづらいことになります。
モデルハウスや見学会に行っても、家の説明をされても全く理解することなんて出来ないでしょう。聞いたこと全てを理解することは不可能に近い。情報を入れてもすぐに忘れてしまいますので、最後に判断する基準の上位に来るのが、「営業マンが良かったから」になることが多いのでしょう。
見学に行って今体感している感じたことが、家に反映されることになりますので、体感している空気感や湿度や家のニオイなどすべての感覚で感じることが、暮らしだした自分に置き換えて体感することをお勧めいたします。
最後に一番信用できるのは自分の感覚ですからね。
自分たち暮らす人が心地いいと感じないと、暮らしてみてもそうとは感じることはできないでしょう。
最新鋭のキッチンやユニットバスなど、今、最新型のいいものになっていても、しばらくするとすぐに新しいい商品が出てきます。一番最新式がしばらくすると型遅れになってしまうことになります。
デザイン重視もいいですが、見た目の良さよりも暮らしてみて快適なのかそうではないのかでの判断するほうがいいと考えます。
一生暮らす家なので、見た目はいいが暮らしにくいでは快適に暮らすことはできません。
家の本質からはかけ離れてしまうことになるからです。
あれやこれやと理想は尽きないものになりますが、家は、暮らす人が快適に暮らせる家が一番いいと考えています。
快適に暮らすには大きなくくりにはなりますが、楽して暮らせる家に住むことが、お金にも時間にも全てにおいて余裕が生まれることになります。
朝起きてから仕事に行くまで、慌ただしくバタバタと家のことをしなくてはいけませんし、家に帰ってくると、料理や洗濯物の片づけなどたくさんの家事に追われることになります。
休みの日でも、たまった家事をするのにも、たくさんの時間をとられることになります。
これが、もっと楽で時間の余裕も生まれ快適に暮らせるのならば、家族との時間や趣味の時間などのとても大切な時間を過ごすことが出来ます。
設備器具が最新のものや高価なものやデザインに特化した家よりも、暮らしが楽で時間にも心にもゆとりのある生活ができるような、家を建てるほうがいいとは思いませんか??
一生暮らす家になるからですね。