その木生きてる?死んでる?
木も生きている木と死んでいる木があります。
生きている木は元気に働くことができますが、死んでいる木は働くことができません。
木なら何でも体にいいし調湿効果があったりと暮らす上で人に優しいイメージですが、生きている木と死んでいる木では全く違うものになってしまいます。
木は切られてもなおかつ生きています。切り倒されてもなお加工されて製品になります。
木は温かみがあるとか言われますが、木は熱伝導率が悪いので一度熱を蓄えると熱を逃がしにくいで暖かく感じることができます。切られてもなお活躍の場があります。
木は生きている木と死んでいる木があると書きましたが、商品として長く使われるのであれば、すべての木が生きている木になると思われがちですが、生きた木でもウレタン塗装などで表面をコーティングしてしまうと、木自体が呼吸できなくなってしまいますので死んでいる木と同じになってしまいます。
そもそも木を伐採したときには、木にはたくさんの水分が含まれています。この木が沢山含んでいる水分を13パーセント前後まで乾燥しないと、製品として使えませんので、この水分を乾燥することになるのです。
乾燥方法にも二種類あって木を生かす乾燥方法と、木を殺してしまう乾燥方法があることになります。
木の本来持つ性能を生かすために、時間と手間をかけて自然に水分が乾燥していく自然乾燥と、木に熱を加えて強制的に水分を飛ばしていく人工乾燥に分かれます。
自然乾燥は時間とコストがかかりますので、どの会社もやりたがらない乾燥方法になります。
機械で熱を加えて乾燥しますので、熱で木の本来持っている細胞を壊してしまうことになります。
木の細胞が壊れてしまうと、木本来の機能をフルに発揮することなんて出来なくなってしまいます。
木は調湿します!!
と言われていますが、本当に調湿するのは自然乾燥の柾目材になります。
人工乾燥になると、湿気をため込むことはできるのですが、ため込んだ湿気を吐き出すことができません。こうなると調湿するとは言えません(汗)
これが事実なんですが、それを知っている人はごくわずかになります。
「木は体に良いし調湿します」が世間一般で思われていることになるからです。
死んでしまった木を使っても何のメリットもありません!!
ただの飾りにしかなりませんし木を使った家になるだけです。
それでも健康住宅や自然素材の家では、人工乾燥の木がふんだんに使われています。
流通している木のほとんどが人工乾燥の木になります。
生きている木と死んでいる木では効果が大きく異なります。そこを判断するのは体感しかないかもしれませんね。
体感しても木の臭いに惑わされてしまうこともあります。ヒノキは香りがきついので、使いすぎると興奮してしまうこともありますからね。
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【もみの木の家】モデルハウス
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