田舎野菜
田舎野菜って知っていますか??
自分の畑で栽培して、自分の家で食べたりご近所にあげたりするだけで、スーパーなどには出回ることがありません。
見た目や形もスーパーに並んでいるものよりも悪かったりします。
自分の実家も田んぼや畑があります。季節ごとに採れる野菜が異なります。常に家に野菜があるわけではありません。
ビニールハウスで季節を問わず年中栽培できるなんてことはありません。
収穫し忘れると、色が変わってしまいますが、それでもおいしく食べられます。
胡瓜なんて一日収穫が遅れると、スーパーでは目にすることがない規格外の大きさになってしまいます。
使用する農薬も少ないですし、収穫してすぐに夕食卓に上がりますので、新鮮でおいしい!!
生産量が物凄く少ないので、出荷をするほど採れませんし、自分の家で食べたり採れすぎると近所の人にあげたりが、当たり前になります。
流通いたしませんので、本当のおいしさを知っている方は少ない。自分は子どもの頃からずっと家の畑で出来た野菜を食べて育ったので、その季節にとれる野菜、野菜の旬を知っています。一年を通してつくる野菜が異なりますからね。
季節ごとに合ったものを植えるからです。
本当においしいものでも、生産量が少ないと流通しないので食卓に並ぶことがありません。
道の駅などで地元の方がつくった野菜が並んでいると、飛ぶように売れていますからね。
一度食べるとおいしさに気付くのでしょう。遠くの町からもたくさんの方が買いに来ていますからね。
もみの木ハウスも田舎野菜と同じようなことがいえます。
世間一般には認知度が物凄く低い(汗)
もみの木と聞いて思い浮かぶのは「クリスマスツリー」くらいしかありません。アルプスの少女ハイジのオンジの家の裏に、もみの木が生えているぐらいしかもみの木を知らないでしょう。
自分ももみの木を知るまでは、クリスマスの木のイメージしかありませんでしたからね。
物凄くいい木でも認知度度が低いので、もみの木が暮らす人にとってものすごくいい効果があることも知りませんし、そもそももみの木自体の流通量もものすごく少ないので、認知度も低いのは当たりまえです。
全国で年間に建てられる棟数も限られていますので、さらに認知度が低くなりますからね。
昔から、もみの木は、塔婆や絵馬、かまぼこの板や、桶などに使われてきました。高貴な人が使っていた木になります。
建築には使われることが少なかった。
加工の難しさも伴っていたのでしょう。
暮らす人にたくさんのメリットがあるのであれば、もみ木を使わない理由はありません。
流通量や認知度が低いから本当にいいものがあっても知っている人が少ない。
田舎野菜のように、本当においしいものが生産量が少なかったり、知っているところだけで消費されるのと同じで、いいものと巡り合うのは引き合いの強さであったり、運によるところが多いのかもしれません。