家の価格はどこで判断しますか??
家の価格は、会社によって大きく幅があって基準が全くありません。
標準的な参考として坪単価いくらで判断されることが多い。
イベントに来られる方も、「この家、坪単価はいくらですか??」と聞かれますが、家の大きさによっても異なりますし、使用する材料によっても大きく異なることになります。
坪単価いくらでは、もの凄くアバウトな表現であって、はっきりとした明記はなく家を建てる目安ぐらいにしかならないと思います。
最初に安く設定していて、色んなお客様の要望をプラスしていくともの凄く高くなったり、予算がないということで、家の仕様を下げることで坪単価も下がることになります。
表記はいろいろで、建物自体の本体価格のみで、付帯工事やオプションは全く含まれていなかったりする会社が多いのではないでしょうか??
打ち合わせをしているうちに、家の価格がどんどんと高くなっていくとか、これはついていませんや、それはオプションになります。など言われて最後には高価な家になってしまうことになることが多い。
家の価格は、家の性能やブランドなどに比例していることになります。
家の性能がいいと、そこにコストが注ぎ込まれますので、自然と価格は高くなってしまいます。
良いものを安くと誰もが思う事ですが、一生懸命自分の足で探したり、情報を探したりして見つけても行っても結果は満足いくものではないこともよくありますからね。
車や飲食店でも同じことが言えます。
高級な車は価格が高いですが、乗り心地もいいですし、装備もいいものがついています。
お寿司屋さんもカウンターで、何年も修行した職人さんに握ってもらって食べるお寿司と、大量生産のクルクル廻るお寿司とでは味も全く異なりますが、価格も大きく異なりことになります。
求めるものによって価格が大きく異なることになります。
安くてお腹いっぱいになればいいと考えるのか、量よりも質を選択して自分の納得いくおいしいものを食べるのかによって、支払う金額がものすごく変わるからです。
一回きりなら気分と懐ぐあいによって決めればいいですが、家はそういうわけにはいきません(汗)
人生で一番高価な買い物になりますし、そこに一生暮らすことになりますので、誰もが慎重になります。
自分は高校を出てから大学で一人暮らしをして結婚をしてと、30数年色んな家に暮らしてきましたが、ずっと暮らす家だからこそ快適に家族が安全に快適に暮らせる家が一番いいと考えます。
そこに、お金をつぎ込む価値がある家に暮らすことが、暮らす家族も安心して暮らせますし、何よりもこの家でよかったと思える家に何十年たった後に思えるのが失敗しない家づくりになるのではないでしょうか??
家を建てて終わりではありません!!
毎月の光熱費や家のメンテナンス費などの、ランニングコストがかかってきます。
高価な家ほど毎月の光熱費も安くなりますし、メンテナンスの周期も長くなりますので、建てた後ではローコスト住宅に比べるとランニングコストがもの凄く安く抑えられますので、何十年もの長期スパンで考えると、トータル支払う金額は変わらないことになります。
そう考えると、快適に暮らせる性能のいい家のほうがいいと誰でも思うのではないでしょうか??
ただ最初の金額に頭の中を混乱させられることになります。
生涯支払う金額が同じだと理解することが出来れば、誰でも悩むことがないのですけどね。