自然乾燥の柾目だから出来る事!!
「木は調湿します!!」ってよく聞きますが、これにものすごくあやふやな言葉になります。
普通の人なら信じてしまうフレーズになりますし、自分もそう信じ込んでいましたからもみの木をするまでは、、、
木は調湿しますは、戦後の高度成長期以前の言葉になります。
木を伐採して木の持つ水分を抜くのに、昔は、自然乾燥(自然に水分が抜けるまで乾かす)をしていましたが、今の主流は人工乾燥になっています。人工乾燥は機械で熱を加えて、木の持つ水分をとばしていく乾燥方法です。
木は熱に弱いので、木の細胞が壊されてしまうことになります。そうなると木の本来持つ効果が、全く出ません。
見た目が木というだけで木本来の仕事はしません。昔の自然乾燥で乾燥していた時の物がそのまま伝わっているからです。
技術の進歩とともに失われる物もある事なんですが、そこをなかなかわかっていない人が多いです。
昔当たり前だったことがそうでは無くなることになるんですが、一部だけが昔のままになっていることが多いからです。
自分はもみの木と出会ってそのことを知った一人ですし、以前までは木は「調湿します!!」や「体に良い!!」って事で木を勧めていました。木だと何でも良いとさえ思っていた自分がいましたから(汗)
知らずに勧めるってなんという大胆なことをしていたのかと思います。
本当に調湿するのは、「自然乾燥の柾目材」になるんです。
木は製品にする過程において、木を製材して使いやすい大きさに加工していきます。その時に板目と柾目に製材されます。
若く細い木では板目しかとることが出来ません。その中に節が沢山混入することになります。
柾目材に製材するには、大きくて何百何もたった木でないと柾目材を取ることも出来ませんし、柾目材をとっても芯の部分は板目になってしまいます。
なので、柾目材としては使えない部分が沢山出ます。しかも節が無い分を使うので非常に効率とコスト面においても柾目材は無駄が多く出ますので高価なもので流通しにくい物になります。
柾目材はいいと分かっていても高価な事と生産性が悪いのでそんなには流通しません。
もみの木以外で柾目を見るとびっくりするぐらい高い物になってしまいます。
余談ですが、杉は安い材料に思われがちですが杉こそ値段の幅がものすごく差があります。杉の柾目材だとびっくり価格になってしまいます(笑)
もみの木ハウスで使用しているもみの木は、自然乾燥の柾目材になります。
これがほんとに「調湿します!!」や「体に良い!!」木になります。
人工的に造られたものが多い世の中で、本物に巡り合う事はものすごく少ないと言えます。
いいと言われつつ使っても本当に効果を発揮してくれるものは少ないです。
住んでみないと分からないのかもしれませんね。
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