柾目と板目
木を切って商品に加工するのに木を製材して板にしていきます。
その時の製材なんですが、大きく分けて二種類に分類できます。
真直ぐな筋がつながっている「柾目」と、タケノコ模様のような山形模様が連なっている「板目」に分かれます。
製材の仕方によって木の持つ効果が大きく変わることになります。
昔から「柾目」と「板目」では使われる用途が異なります。
先人の知恵が沢山凝縮されています。昔から日本では里山、林、森といった山に囲まれて木とともに暮らしてきました。
「柾目」は、お櫃や、すし桶など調湿が必要とされれる用途に使われてきました。
「板目」は、酒樽や醬油樽や桶など水分を漏らさない用途に使用されてきました。
このことから柾目は調湿効果に優れていることになります。一方で板目は調湿効果には優れていないことになります。昔の人はこのことを知っていて用途で柾目と板目を使い分けて生活してきたんですね。
「木は調湿します」と世間一般の当たり前になっていますが、本当に調湿する木は「柾目」で「自然乾燥」された木になります。この二つのどちらが欠けても「調湿」することはできませんので「木は調湿します」って言葉は物凄くあいまいで危険な言葉になります(汗)
商品のことを本当に理解して勧めている人なんて少ないでしょう。とくに「営業マン」という職種は、家を売ることが仕事なので見た目やお客様が好むものを勧めます。木についての知識が無い人があまりにも多い。使われている木の種類も全く分からない方がものすごく多いですからね。
「柾目」は大きな木からしかとることはできませんし、製材しても柾目材として使える部分は「板目」に比べて少ないことになりますから、どうしても高価な材料になってしまうんですね。
昔は柾目は高貴な人しか使えませんでしたからね。
もみの木ハウスが使っているもみの木は、樹齢約200年から300年のものになります。江戸時代に芽を出した木になります。いま日本で多く使われている杉やヒノキは、戦後に植林されたものになります。樹齢約60年ぐらいの木がほとんどになります。しかも植林で育てられていますので、養殖の魚と同じになります。人の手でぬくぬくと育てられていますからね。沢山のものを人の手で大きく育てます。人の手を加えることで早く育ちますからね。
木の製材方法だけでも木の性能は大きく変わります。
「木は調湿します」だけで判断するのは危険なことと言えますが、世間一般の常識で判断すると値段は高いのに効果が無い家に住むことになります。
でもそんな家に住んでいても「木は体にいい」と住んでおられる方ばかりです。世間一般の常識で判断している方になるんでしょうね。
そこが「あれっ?なんか変だぞ」と感じた人がもみの木に引き寄せられるんですね。
もみの木に引き寄せられる方は「フォース」の強い人ですね。
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