必要なものとそうではない物
家を建てる時には必ず必要なものとそうではないものがあります。
必ず必要なものは、それが無ければ生活をするのに支障をきたすものになります。
必要でないものは、あってもなくても生活自体に支障がないものになります。
トイレやキッチンや玄関は、家には必ず必要になります。
ないと生活するのにものすごく困ることになります。外につくるわけにもいきませんし、キッチンがないから外で火を起こして料理をすることなんて今の時代いたしません。キャンプに行ったときぐらいしか自分たちで火を起こして料理をしませんからね。
この様に、家には必ず必要なもの、これがないと生活することがままならないものがあります。
生活していくうえで、必ず必要になってくるのがありますが、家を建てるときに必ず必要なのか??と尋ねられると、果たして本当に必要なのか??って思うものでも、沢山使われているのが今の現状の家づくりになるのでしょう。
デザインや高価なキッチン、自動水栓、床暖房などがあげられます。
この様なものは必ず必要かとなると必ず必要なものではありません。
無くても生活には何ら支障をきたすことがありません。
あれば便利というだけのものになります。
家を建てるのだから、この際高価なものにしようとすると、家の価格も高くなってしまいます。
「せっかくだから」という言葉に惑わされてしまうことになります。
家を売っている方は、少しでも家の価格が上がればそれだけ売り上げも上がりますが、建てる方からすれば、余計なものにお金をつぎ込んでしまうことになります。
暮らす家族にメリットが沢山あるのであればいいのですが、メリットどころか費用が増すことになります。
デザインにお金をかけても、自己満足で暮らす人には何も恩恵がありませんし、何年かするとまた新しいいデザインへと変わっていきます。
家のメンテナンスをするのにも、デザイン重視だと余計に費用が掛かることになりますから、後々後悔することになりかねません。
キッチンも一般的な機能があれば十分ですが、ショールームで見てしまうとやっぱりいいものを選んでしまう傾向があります。自分が選んで一番後悔したものが、自動水栓です。手をかざせば水が出る。
便利なようですが、使ってみるとなかなか不便なものになります。手が汚れているときに水が出るだけで、壊れてしまうとただの蛇口になりますし、交換するのにもものすごく費用がかかります。
そうなるとオーソドックスな水栓で充分です。
床暖房も高価なものになりますし、光熱費が物凄くかかります。部屋が暖かくなりますが、空気が乾燥して加湿寄付フル稼働させないと、空気がカラカラで快適に暮らすことが出来ません。
壊れるともの凄くお金がかかりますからね(汗)
家を建てるときには必ずなくてはならないものと、そうではないものがあります。
自分たち家族がどのような暮らしがしたいのかによって、必要なものと必要でないものを区別することが家づくりには必要になって来ます。
暮らしだしてからこれって必要なかったねとならないためにです。