大きさにこだわると後悔いたします
大は小を兼ねると言いますが、なんでも大きければいいということはありません。
大きくなった分だけ色んなことで邪魔になってきたり生活しづらくなることになります。
リビングは大きなほうがいい!!
よく聞く言葉ですが、ではどれぐらいの広さが自分たちには合っているのか??
広いリビングで何をするの??
しっかりとした目的があればいいのですが、目的もなくただ単に広いリビングへの憧れやリビングは広いほうがいいが当たり前になっているように感じます。
マンションや建売住宅では、家の広さやリビングの大きさも最初から決まっていますので、「広くしてください!!」といっても広くすることなんて出来ませんからね。
注文住宅だからこそできることになるのですが、家が大きくなればなるほど、いろんな面で苦労することになります。
家が大きくなった分だけ建築費も高くなりますし、家を維持していくのにもメンテナンス費が家が広ければ広いだけ必要になってきます。
光熱費も家が広くなればなるほど高くなります。
ずっと人が頻繁に訪ねてきて、リビングをフル活用するのであれば必要になりますが、今は来客があっても家にあがることも少なくなって、たまに来る友人や両親ぐらいになりますが、頻繁に訪ねてくることはありません。
月に数回あれば多い方だといえますからね。
家が広ければ広いだけ掃除をする面積も広くなります。子どもがいて大きくなって巣立っていくと夫婦二人だけでの生活になります。
子育てをしていた期間よりも二人きりになってからのほうが物凄く長い。
二人で大きな家で暮らすことになると、無駄な場所が沢山あることに気付きます。
使わない部屋ばかりになって、物置になってしまいます。
年を取るにつれて行動範囲もだんだんと限られてきますので、大きな家よりも小さな家のほうが暮らしやすくなります。
こんな大きな家は必要がなかったと感じることになります。
人生は長いですし家の価格も高騰していますので、家はコンパクトのほうが暮らしやすいですし、家の維持管理も安く済むことになります。
家を建てるときには夢や希望がありますが、暮らしだすと現実に直面することになります。
将来を見据えての家づくりをするべきだといえます。
大きな家にこだわりすぎると、暮らしだしてから後悔することになりますし、家が大きい分、外壁の塗り替えにしても面積が広くなった分費用が高くなりますからね。
これからの家は、コンパクトで快適に暮らせる性能が必要になります。
家の性能なども大きく変化していますので、家の考え方も変わっていって当然になります。