家は小さく
「どんな家が希望ですか?」なんて尋ねられると「書斎が欲しい」や「リビングが広い」何て事をよく聞きます。
大きな家ってあこがれの的です。でも現実にはなかなか実現しにくいものです。
予算の都合なんてこともありますから。
日本は地震の多い国です。阪神淡路大震災や東日本大震災など昔から震災に見舞われています。
地震 雷 火事 おやじ 何て昔から言われています。おやじの威厳は姿を消しましたが。
近い将来南海トラフ巨大地震が来るといわれています。そのため地震に強い家を建てることになります。
そうなると免振ダンパーを付けたり耐震等級を上げる必要があります。地震に強い家を建てるにはコストが上がります。
また近頃地球温暖化で平均気温が上昇しています。夏なんか40度を超える地域もあったりします。熱帯夜も長く続きます。家の気温を一定に保つように高気密・高断熱の仕様になります。そうすることによって全館冷暖房が可能になります。光熱費が抑えることが出来ます。長く住む家ならよりお得ですね。
でも断熱工事に予算が上がる事になる。
さらに大きな家だと掃除が大変です。夫婦共働きの時代少しでも家事が少なくなると家族の時間が増えますね。
なので色んなことをトータル的に診て判断したほうがいいでしょう。そう考えると家は小さいほうがいいといえます。理想を詰め込んだ大きな家に住むか家族のことを考えた小さな家に住むかですね。
最後に決断されるのはお客様です。「価値をどこに求めるか」で家づくりの考え方が大きく変わりますよ!