蓄積されてうれしいものとそうではないもの
ずっと暮らしていて、溜まっていってうれしいものと望まないものがあります。
家を建てたときは、キレイで、家の中もそんなに物はなくて、引越しするときに片付けますので不要なものや使わないものは処分することになります。
古くなったものを新しい家では合わないってことで、買い替えて新しいものにする方も多いはずです。
新しい家には新しいものが勢ぞろいすることになります。
最初の頃はよごすまい、いつも綺麗な家にしておこうと気合を入れて掃除をしますし、最初はキレイですのでそんなに汚れているところもありません。
これが、何年も暮らしていくと家の中もだんだんと散らかってきますし、暮らすうちにだんだんと物も増えてきますので、家の中が色んなものであふれかえることになります。
家の中に物が増えると、収納もいっぱいになってきて、使わないものは収納の奥の方におしやられて、そのままになってしまうこともよくあります。たまに使おうとすると何処にしまったのかさえ分からずに、結局発見できず新しいものを買うなんて経験あるのではないですか??
あるものが蓄積されると、無駄な買い物をしたことになりますし、どこに何があるかがわからない収納はものすごく不便な収納ではありませんか。
普通の収納は、扉が当たり前のようについています。扉があるので収納の中に一杯詰め込んでようが、少しぐらい乱れていても扉を閉めてさえ置けば、家の中は片付いているように見えます。
心の中に片付いている安心感が生まれてしまう。
でも実は片付いてはいません!!
家の中の溜まった不要なものを、押し込んでいるだけになります。
収納に扉がないと、常に目につくところに何があるのかを見ることが出来ますし、すぐにパッと何処にあるのかが分かりますので、必死になって探すことがありません。
扉がないということは、散らかっていると気になりますので、自然と綺麗に片付けるようになりますし、子どもでも自分の必要なものがそこにあるのが分かります。
所定の位置が決まっていることになりますので、家の中での探し物が無くなることになります。
定位置が決まっていますので、出したものをそこに片付けるだけでいいので、家が散らかるリスクが大幅に軽減されることになります。不要なものは一目でわかることになります。片付いてる家って、物の住所が決まっているってよく言いますよね。
服では、着ないものは、端っこの方に追いやられていってしまいます。着ないのであれば必要ないものになります。これを処分すると、家は片付くのでしょうが、なかなか思い出があって処分することはできないって方も多いのでしょう。
溜まってきて好きなコレクションなら喜びますが、全く着ることのない服はコレクションにもなりません。不要なものだと段々と感じることになります。
自分も買った服はタンスや収納に入れっぱなしでしたが、もみの木ハウスに暮らしだして、断捨離が出来るようになりました。端に追いやられて全く日の目を見ないものは不要だと思えるようになったからです。
家の中には不要なものが生活していると蓄積されることになりますが、片付けやすい家に住むと無駄なものが見えてきて自然と片付く家になります。