時代の流れ
今の家づくりはたくさんの選択肢があります。
時の流れがものすごく早くなって、新しいものが出てきてトレンドとなるとすぐにすたれてしまい、長く愛用されることが少なくなってきました。
大手ハウスメーカが主体で、今の建築業界をけん引しています。
大手から中堅から地元工務店に至るまで大手ハウスメーカーと同じようなシステムを取り込んでいます。
営業マンが家を売って、設計担当がプランを考える。工事が始まると、現場監督が建築現場を管理することになります。引き渡しが終わると、メンテナンス専門の方や現場監督が引き継ぐことになるのでしょう。
すべての分野において分業制になっています。最初から最後まで一貫して担当者が同じではないことになります。
専門職ごとに分けることで、そこだけやればよくて自分の仕事はすべてをカバーするのではなくて担当が決まっている仕事だけをこなせばいいことになっています。
よけいなことには首を突っ込まないようになっていますし、自分の分野だけ専門分野として仕事をすることになります。
時代の流れで建築のシステムも大きく変わることになりました。
営業スタイルも変わりましたし、家の性能も昔の家からするとはるかに良くなっています。
四季を感じながらの生活が、家の中が快適で四季を感じることなく、暮らせる家が増えてきました。
建築会社を選ぶのも、今までだとあの会社に頼もうとかあの人に頼もうで家づくりが始まっていましたが、最近は、ネットやSNSなどの情報が沢山あふれていて、お客様も選択肢が沢山ありますので、その中から気に入った会社を決めてから見学に行くことになるのでしょう。
どこにするかは沢山見学してみないと家の良さがわからないですし、会社によってもお勧めするポイントも大きく異なることになります。
大概の会社は、自分の会社の得意分野があります。他の会社とあまり変わらないのであれば、キッチンやお風呂などの商材をアピールしたりします。
お客様もどこの会社を選んだのか??で営業マンが良かったからが常に上位を占めています。
一生暮らす家で、営業マンが良かったからで判断してしまうと、家の「本質」を見極めることなく決めることになります。
人がいくら良くても住むのはお客様自身です。
一生暮らすことになるのです。
住むからには、やはり快適でこの家でよかったと思える家を建てるべきです。
家の本質を見極めて建てないと、暮らしだしてから後悔することになりますし、もっといい家があったと悔やんでも悔やみきれないことになります。
暮らす家族が喜ぶ家で、他の家には住めないと思える家を建てることが一番いいと考えるます。
時代の流れで考え方も大きく変わってきていますが、最後は自分の五感と家の本質で判断されることをお勧めいたします。