大きな木と小さな木
大きな木と小さな木どちらがいいですか??
と聞かれても、家に使用する木がどれぐらいの大きさなのかなんて見ることなんてありません。
加工されて製品になった木しか見ないからです。
山に生えている木を見て、これが家の材料になるんだなんて考える方なんて、普通は思いもしません。
製品に加工された木を見ても、元々の木の大きさがどれぐらいであったのかなんて想像すらしませんからね。
もみの木ハウスで使っているもみの木は、樹齢150年から300年物になります。
日本でいうと江戸時代から生えていた木になります。
生えている間中、風や嵐の中で回りに生えている木々との激しい生存競争に打ち勝ってきた木になります。木は動くことができませんので、害虫などが来ても自分の力で対処しないといけないことになります。そんな厳しい生存競争の中を何百年もの間ずっと動かずに生き抜いてきた木になります。
日本の林業で、中心は杉とヒノキになります。杉やヒノキは戦後高度成長期に植林されたものになります。70年ぐらいのものになります。もみの木からすると半分にも満たない木になります。
人の手で管理されて日が当たらないと周りの木を間引いたり、節が出ない様に人の手で枝打ちをしたりと、至れり尽くせりで育ってきました。
生存競争のないところで、人の手で管理されて育った木になります。
魚に例えるなら天然物の魚と養殖の魚ぐらいの違いになるのでしょう。
何百年もかけて大きくなったもみの木は、杉やヒノキに比べると、はるかに大きな木にになります。だから節がない柾目をとることができます。
日本の杉やヒノキの内装材は節がたくさん入ることになります。
細い木になりますので、どうしても節が入ってしまうことになります。しかも柾目に加工できる量も限られていますので、どうしてもタケノコ模様の板目ばかりになります。
柾目の木自体がものすごく高価なものになります。
日本の杉やヒノキは節がたくさん入りますので、節があるとずっと見られているような気がする、圧迫感がある…などって言われる方もいましたからね。
柾目と板目では調湿効果も大きく異なることになります。
柾目は、昔からすし桶屋おひつに使われてきました。
板目は、酒樽や醤油樽の様に外になかに入れているものが外に染み出ないように使われています。
つまり柾目は調湿しますが、板目は調湿しにくいことになります。
もみの木ハウスでは、家の中に洗濯物を干しています。夜に干して朝には乾いていますので、外に洗濯物を干すことがありません!!
もみの木が調湿してくれるからです。
大きな木と小さな木で違いが大きく出ることになります。
木だと何でもいいってことではないことになります。
自分たちがもみの木を使った家づくりをしているのには、全てにおいて理由があります。
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