スタイリッシュか自然のままか??
キリッと格好よくスタイリッシュなデザインを好む方と、自然の本来持つ効果が自分の体に良い効能をもたらしてくれるほうがいいかか、どちらを選択するかで大きく変わることになります。
簡単に言うと、デザインをとるのか生活が楽になるのをとるか、ということについてになります。
スタイリッシュだと、色やデザインを重視しますので、加工した木そのままでと、今の言葉を使うとナチュラルになりますので、塗装したり形を加工したりとして、商品にまだ化粧を施すことになります。きれいにメイクアップされてコーチィングされてしまいますので、全くの別物になってしまうことになります。
デザインを優先するあまり、人工的に加工して見栄えだけのものになってしまうことのほうが多いです。素材自体に効果が全くない商品になるからです。
原材料は自然素材であっても、商品になる工程で化学物質や防腐剤などを加えて人の好みに調整しますし、日持ちがするように腐りにくくなるようにもします。
それとは正反対に、商品があるがままのもので手を加えることなく、商品自体の効果に特化した商品もあります。
添加物も一切使わない昔ながらの製法で作っているもののほうが、食べ物で言うなら安心して食べることができます。
自分は子どもの頃から自家製みそを食べて育ちました。祖母や母親が畑で取れた豆をもっていって、地域の方々と一緒に味噌を作って、それを毎日味噌汁で飲んでいました。表面にはカビが生えるのが当たり前だと思っていましたし、他の味噌なんて見たことも食べたこともなかったから、何も不思議に思うこともありませんでした。それが当たり前で育ちました。
一人暮らしをし始めて、スーパーでみそを買うようになってから、ダシが入ったものもありますし放っておいてもカビなんて生えません。その頃は何も考えませんでしたが、結婚してから妻が家の味噌を使うとカビが生えていると「味噌腐ってるで」普通カビぐらい生えるやろと思いながら、今よく考えると、なにも化学物質が入ってないからカビが生えるのだと理解しました。味噌は発酵食品ですから(笑)
内装材も同じで、どちらを選びますか??ってことになります。
スタイリッシュで人工的に造られた見た目の格好の良いものと、木、本来のままの姿をしたものとなります。
自分自身、家族が健康に暮らせることが一番重要だと考えていますので、自分が選択するのは木そのままのほうになります。そこを突き詰めると、今使っている自然乾燥の柾目のもみの木になります。家の空気環境をものすごくよくしてくれて、住む人に優しい家になるからです。
家は眺めて暮らすものではないと考えますし、道具のように使い込んでこそ本当の家の価値が出ると考えます。
もみの木が持つ本来の効果が、家族を幸せにすることができる家になるからです。
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