柾目と板目で木の性能は大きく変わる
木には柾目と板目があります。
世間一般的に使われているのが板目になります。
タケノコの様な模様になったのが板目材です。
柾目材は真っすぐな筋状の模様になります。
ではなぜ木には板目と柾目があるのか??
製材の仕方で、材料が板目と柾目に分かれることになります。
山から切り出した木は丸太(原木)のままで集められます。このままでは製品として使うことは出来ませんので、使う用途に応じて製材することになります。
大きな木からは柾目を取ることが出来ますが、小さな木だと板目しか取ることは出来ません。
板目に製材すると商品にならない部分が少なくてすみますが、柾目に製材するにはものすごくロスが沢山出来ます。
板目と柾目では、柾目のほうが同じ木から少ししか取れませんので、高価なものになってしまいます。
自分たちが使っているもみの木は全て柾目になります。
大きな木の限られた部分からしかとることが出来ないものになります。
だから年間で建てられる棟数が限られています。いくらでも建てることが出来ない家になります。
板目は、昔から酒樽や醤油樽や桶など水分を外に漏らさないような用途のところで使われてきました。
一方、柾目は、寿司桶や御櫃など水分吸収する用途の物として使われてきました。
板目は水分を吸収しにくく柾目は水分を吸収するところに使われてきたことになります。
これが意味することが分かりますか??
板目は、調湿効果が少なく、柾目は、調湿効果が大きいことになります。
家の内装材として使うなら、どちらがいいのかはわかるでしょう。
家の中の湿度は、柾目を使った家のほうが遥かに安定することになります。
板目では、夏には湿度が上昇して冬には湿度が低下します。
温度で言えば湿度が高くなると暑く感じてエアコンの効き具合も悪くなりますし、冬は湿度が下がるとウイルスが活発になります。
柾目材の家では年中湿度が安定していますので、一年中快適に過ごすことが出来る家になります。
そんなことを考えて家づくりをしている会社は少ない!!
木をふんだんに使っても板目ばかりでは調湿効果は期待できない方が多いです。
それが証拠に結露はするし、家干しで洗濯物なんて乾かないからです。
もみの木ハウスの家では、使用するもみの木は全て柾目です。
調湿効果に優れていますので、夜、洗濯物を干して朝にはカラッと乾いています。
もみの木が調湿してくれるからです。
普通の家では考えられないことになります。
柾目と板目では家の中の空気環境や生活スタイルが大きく変わることになります。
柾目材を使うのには全てにおいて理由があります。
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