出来ない方が多い家
出来ない事の方が多い会社は世の中には少ない。
「ハイ!!出来ます。」の会社がほとんどになります。
「要望」を聞く会社が多い事になる。
普通の会社は、お客様の要望を聞くことで仕事がスタートします。そうなると打ち合わせなるものに、ものすごく時間がかかります。図面の変更も何度も行わないといけなくなります。ひどい時には図面が決まるまで何十回もの打ち合わせが必要になります。
その結果、予算がオーバーしてしまっているために、また新たなプランが必要になります。そこにはまた打ち合わせがやって来ます。今まで打ち合わせした時間が、すべて水の泡と消えてしまいます。時間だけがむなしく過ぎて行っただけで全く意味のない事に時間を割いたことになります。
時間を割いた上に予算が無いために今度は仕様を変更することになると、自分たちが望んでいた家がはたして出来るのでしょうか??いざ住んでみると「あれっ??」こんなはずじゃなかなかったのになんてことにもなりかねません(汗)
仕様が変更されて、断熱等級が下がったりサッシの性能が悪くなると家のスペックが大きく変わることになります。
そうなると住みだしてからの家の性能がお客様ごとに変わることは、自分は、どうしても譲ることが出来ません。
家の性能が違うので、家ごとで住んでいる環境がものすごく変わることになるからです。
自分の考えですが、建てる家を妥協してしまうとお客様が住みだしてからの満足度が大きく変わることになります。住んでいる家族も幸せに暮らすことなんて出来ない事になるからです。
片方は冬温かくて夏は涼しく快適に過ごすことのできる家と、もう一方は冬寒くて夏は暑い家のようになるからです。そこで大きな家の違いが出てくることになります。
仕事を取りたいでは無くて、家族が健康で幸せに暮らすことのできる家を建てたいが一番なので出来ない事のほうが多い会社になります。
住みだしてから後悔はしたくないですし、お客様にも後悔はしてもらいたくないからです。
幸せになるためには、出来ないことが多い分打ち合わせも少なくなります。打ち合わせが無い分家族との時間も沢山取れますからね。
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