自分がもみの木しかいない理由
改装したもみの木の部屋に移られて何日かして電話がなります。
「家に来たもらえませんんか」との事。
お伺いすると何かただならぬ予感がします。
家の空気が何故か重い嫌な予感がします。
お母さんが「こんな家には住みたくない!!元に戻してほしい」
息子さんと喧嘩ですお互いの意見がぶつかります。
話をよく伺うと夜中にムカデが出て一晩中眠れなかたとの事。
一人ムカデと格闘して一晩中て眠れなかったとの事です。
工事中古い家と繋いでいるときに大きなムカデが一匹いましたそれを捕まえましたがムカデはつがいでいますからもう一匹いるなとは思っていましたが、それが新しい部屋に出てきたんですね(涙)
古い家のほうから来たんです。
説明しても納得してもらえません。言い合いが始まります(汗)
それから話し合い工事はストップになります。
それからしばらくしてまた電話がなります。
嫌な予感がします(汗)
家に伺うことになります。
今度は何か以前と様子が違います。
家の中がほんわかしています。
「もみの木最高です!!」
「えっ??」今までこんな家いらないとまで言われたのですが快適にに過ごせているとの事です。
以前と雰囲気が全く違います。
介護に来られるヘルパーさんが新しい家に来られてこの家は何ですか??
物凄く空気がいいし生活臭が全くしないとの事です。
ヘルパーさんは沢山の家を訪問されていて家のニオイや空気を常に感じていられるんですね。
そこで良い部屋に住んでいると感じ始められたんですね。
沢山の事を息子さんと話されたそうです。そこでお互いのわだかまりがほぐれていったんですね。
ここで大きく自分の心が変わります。
もみん木は人を幸せにするんだという事をです。
「本当にありがとうございます」言葉が胸に刺さります(涙)
色んなことがあっていろんな話をたくさんしました。
もみの木の部屋に暮らしだして「よく眠れること」「御飯がおいしい事」「洗濯物が乾くこと」などたくさん話をされました。
心の底から人の心を変えられるし住む人を幸せに出来る木に初めて巡り合えたこれしかないと感じた瞬間でした。
もみの木に出会わないと経験できなかった事です。
そのあと母屋の工事と外構工事へと進んでいきます。
行くたびにお母様が元気になって生き生きされているのがわかります。
「住まう家族が健康で幸せに暮らせる家」を造れた感動で沸き上がった瞬間です。
ここからもみの木に一本に舵をを切ることになります。
おしまい
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