針葉樹と広葉樹
木には針葉樹と広葉樹とに分類されます。
先がとがった細い葉が針葉樹で、先が広くて平らな葉っぱが広葉樹と区別されています。
外観での違いは目で見てわかりますが、細胞と組織も違っています。
針葉樹の組織は単純にできていますが広葉樹の組織は複雑にできています。
針葉樹は古いタイプの木で広葉樹は進化した新しい木になります。
英語で針葉樹はソフトウッドと呼ばれ、広葉樹はハードウッドと呼ばれています。
呼び名の通り針葉樹はやわらかく広葉樹は硬い。
もみの木は針葉樹になります。
木が含んでいる空気の量も針葉樹と広葉樹では大きく異なります。
針葉樹は、空気を含んでいる量が多いので比重が軽く、広葉樹は空気を含んでいる量が少ないので比重が重いです。
このことから針葉樹は比重が軽くて柔らかいのに対して広葉樹は比重が重くて柔らかい。
同じ木でも大きく異なりますので使用する木で家の中の空気環境が大きく異なります。
もみの木は空気を含む量が多いので調湿効果に優れいます。
湿度の高い時には湿気を取り込んで、湿気が低い問いにはため込んでいた湿気を空気中に吐き出します。
家の中の湿度を一定に保ってくれます。
一年をととおして快適に過ごせることになります。
家の湿度が一定だとカビや菌が活発に活動することが出来ません。
家の中にカビが生えませんし調湿効果に優れていますので、家の中で洗濯物を干しても乾きますし家干し独特の嫌な臭いも全くしません。
広葉樹ではこんなことはできません。家事の常識が大きく変わりますから。内装材で家の中の空気環境が大きく変わることになる。
針葉樹は広葉樹に比べてやわらかいので、床材に使うと衝撃を和らげてくれますので人やペットにも優しいです。
素足でいても暖かいのでスリッパが必要ありません。
冬に床が冷たいなんて事がありませんから。
針葉樹と広葉樹では特徴が大きく異なりますのでそこをよく理解した会社やで建てることをお勧めします。
使われている材料を「針葉樹ですか?広葉樹ですか?」と営業マンにたずねてください。
さあどんな答えが返って来るでしょうね。
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