床材は無垢材がいい??
床材はいろんな種類があります。
建材メーカーも、しのぎを削っていますので競争も激しいです。
べニアにシートを張ったものや木を薄く削ったものを、ベニヤの家に貼り付けたものなど種類も豊富です。
そこに最近よく耳にする自然素材の家など無垢材(木のフローリング)なども人気があるみたいです。
床は常に体の一部に接していることになります。
なので、床材一つで冷たく感じたり逆に温かく感じたりします。
べニアで出来た新建材や広葉樹の、無垢材のフローリング(広葉樹はハードウッドと呼ばれていますので硬い材料です)だと熱伝導率が良いので温度を奪いやすいので触れた瞬間冷たく感じてしまします。
針葉樹は、ソフトウッドと言われていますので、熱伝導率が悪い分熱を奪いにくいし温めると冷めにくい性質があります。なので素足で居ても暖かく感じることが多いです。
新建材のフローリングや広葉樹のフローリングだと冬だと冷たく感じますので、スリッパを履かずには居れませんし床暖房が必要になってしまいます。ひんやりして熱を奪いますからね。
夏はひんやりして気持ちいいと感じる方もいるかもしれんせんが、湿度が高い季節ではフローリングの表面がペタペタして、足の裏にまとわりついてきます。そうなると気持ち悪いのでスリッパを履くことになります。
では針葉樹ならどうなのか?
針葉樹でも加工方法によって大きく性能が異なります。
木は切った時には、木の中に多くの水分を含んでいます。それを約12パーセントぐらいまで水分を飛ばしていきます。この時の乾燥方法によって大きく木の性能が変わることになります。
自然に水分を抜いていく自然乾燥なら、木の持つ性能を損なう事はないのですが、強制的に熱を加えて乾燥する人工乾燥では、木の本来持つ性能を壊してしまうので、木の本来持つ性能を発揮することが出来なくなります。
そうなると調湿することが出来ません!
水分を吸い込むことは出来るのですが吐き出すことが出来ません。なのでジュースやお茶をこぼしてしまうとシミになってしまいます。
そうなると、ジュースを子どもがこぼすと親は怒ります。子どもは叱られます。お互いストレスになってしまいます。床材一つでこんなことが起こります。幸せに暮らすはずの家でのトラブルです。
今床材で使われているのはほとんどが人工乾燥で乾燥されて材料になります。
製品にする時間が短縮されますし、コストも大幅に安くなります。
売る側と使う側から見てもお互い理にかなっていることになります。
そうなると、わざわざコストも高く時間がかかる自然乾燥よりも人工乾燥となるのでしょう(汗)
そこをエンドユーザーが知ることはありませんし、勧めている営業マンなんて理解もしていないでしょう。
無垢材がいいとと思われがちですが、全てが良いとは限りません。むしろ「本物」が少なすぎることになります。それを知って進めているのであればひどいですが、それを知らずに売っている人があまりにも多い事になります。
無垢材がいいと信用して使っていても効果が無いほうが多いかもしれませんね。
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