なかなか説明できない事
「木は体に良いです!!」なんて言葉をよく耳にしますし、ネットや広告などでよく目にします。
ほんとうに木の事を理解している人は少数派に属すことになる。
全てを理解して売っているなら危険な人と言えます。
木は体に良いですというイメージだけが、トコトコと独り歩きをしてしまっています。
なので、世間一般的にみて「木は体に良い」って事が当たり前になっています。
木でも悪い成分を出している物もありますし、製材の方法でもみの性質は大きく変りますから、ここを説明できる人はそんなにはいないと感じます。
キャッチコピーの受け売りや、建材店の言う事を鵜呑みにして説明しているんでしょう。
そこの根本には「家を売りたい」という心理が働きますから。
家が売れればそれでよしと考える会社や営業マンが多い事になります。
お客様の気に入っている商品や売れる商品を売ることになりますから、とにかく一棟でも多く売れるほうが良いですからね。
家を「本質」で売っているのではなく、ビジネスで家を売っていることになります。
それが仕事なので皆さん当たり前と捉えているのでしょう。
そうなると「家の本質」が無くなりますので、どんな家でも建てることになります。
「お客様の要望どおりの家」となります。
こうなると、お客様一人一人異なる家が出来てしまいます。
外観は同じでも仕様が違う家ってことになります。
使用するものが家によって異なることになります。
というか、使用する商品が異なりますので、住みだしてからの感じることも異なることになってしまいます。
本質が見えないので売る商品もブレてしまうのかもしれませんね。
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