安物買いの銭失い??
家を買う時、値段で決める人がいます。最近では家賃並みで家が建ちますからね。
ローコスト住宅や建売住宅がそれになります。
家賃並みとなると、今住んでいるアパートと環境は変わらないことになります。
今の現状で考えての家づくりとなるからでしょうね。
家は高い買い物なので、安いほうが良いとお考えになられる方が多いのかもしれません。
家は建てそれで終わりではありません。
建ててから、家を維持していくうえでメンテナンス費がかかってきます。新築のままでは無いですからね。年数が経てばたつほど劣化していきますし不具合なところも出てきます。
引越しすると多くの物を新調します。家電も多くの方が買い替えられます。
そうすると大体10年ぐらいで壊れだします。当たりはずれがあるのかもしれませんが、早い物だと10年もたたないうちに買い替えとなるものもあります。
それと同時に家のメンテナンスにもお金がかかりだします。
コストの安い家は使用している材料も安価なものになりますので、傷みも早くなります。
そうなるとよくこんなことがあります。
「お宅の外壁痛んでますね。そろそろ塗替えの時期ですよ!」なんて具合に、外壁の塗り替えの営業マンがやって来ます。
そうなると次から次へとやって来ます。
そして塗り替えることになります。
高い家だと良い材料を使っていますので、安価な家よりもさらに塗替えの時期が遅くなります。
簡単に言うとローコスト住宅で10年ごとに塗替えになりますが、いい家だと20年で塗替えになるとしますと、倍の工事費がかかることになります。
お金持ちの人がローコスト住宅を建てるのなら構いません。何故なら気に入らなかったら建て替えればいいですからね(笑)でも、お金持ちは安い家なんてたてませんけどね。
でも普通の人はそんなわけにはいきません。
それに光熱費も大きく変わってきます。
最近、高気密高断熱の家が増えていますね。そうすると初期予算は上がりますが、一年を通して快適に暮らせますし断熱性能が良いので、驚くほど光熱費がさがります。
実際に自分も光熱費が格段に下がりました。ここまでとは思いませんでした(汗)
トータルで考えると、何十年か後には同じになるかそれ以上のお金を払うことになります。
同じお金を払うのなら生活環境がいいほうが良いでしょう。
でもなかなか長い目で考えることが出来ないのが正直なところかもしれません。
何十年あとに後悔するよりも、いい家で快適な生活をする家をお勧めします。
今の現状の生活で判断するのはとても危険なことかもしれません。
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