出来る事と出来ない事をはっきりと言える??
出来る事と出来ないことをはっきりと言える会社はいい会社と言えるでしょう。
なぜなら多くの会社がお客様の要望を聞きその通りに仕事をします。
このスタイルは建築業界の当たり前と言えます。より多くの仕事を建てたいと考える会社でしょう。
「全てはお客様の要望です!」って事でどんなことでも取り込みます。
「大きな窓が欲しいです!」なんて要望に「ハイ分かりました!」て事で、大きな窓が壁一面に配置されることになる。こうなると耐力壁がバランスよく配置されないことになります。
地震に対してそこが弱点になることも考えられます。
国の基準である耐震等級は、クリアーしていてもギリギリクリアーした何て事でしたら大きな地震が来たら倒壊なんて事にもなりかねません。
それを、補おうとして大きな材料を入れないといけなくなったりもしますから、すべてお客様の要望を聞き入れるという事は建てる会社による責任が添加していることになっているとは思いませんか??
「全てお客様の要望どおりです!」なんて言われておしまいです。
そうならないためにも自分はダメなことは、「出来ません!」となります。
ちょっとでも不安なことがあれば説明して解決するか、どうしても無理ならば、「ごめんなさい」とお断りすることになります。
自分が出来ないと思われることは、出来ないとはっきり言えないと建ててから家族が不幸になりかねません。
そうならないためにも聞ける要望と聞けない要望がプロとしてあります。
家を売るが目的ではないですから。