1年中快適に過ごせる家
1年中快適に過ごせる家が多くなってきました。1年を通して快適に過ごせるという事は家の中の温度が一定していることになります。
家の中の温度が一定だと言えます。昔の家は、部屋の温度が逃げない様に廊下で区切られていたり、縁側を設けたりしていました。各部屋ごとに暖房機があったりエアコンがありましたから。
これを各部屋ごとで使うと家の光熱費がどんどん高くなります。夏なんか子どもが休みで家にいて各部屋のエアコンをフル稼働させると電気代もうなぎ上りに高くなります。
今年は、新型コロナウイルス感染症のため、在宅勤務などで家で過ごす時間が大幅に増えた家庭も多いでしょう。電気代の請求書を見てびっくりしたなんて人もいるでしょう。
年々夏の気温が高くなっているように感じられますから。
こう考えると、初期投資をするだけで住みだしてからの光熱費が大きく変わることになります。
高い家に備え付けられている物が、ローコスト住宅ではないのが普通です。なので住みだしてからの掛かるお金が10年後20年後では大きく違ってきます。家のメンテナンスにかかるお金も、外壁で例えると高い家は20年から30年対応するサイディングが張ってあってメンテナンスもかかりませんが安い家になると10年ぐらいするとコーキングが避けたりサイディングの表面が剥げてきたりします。
そうなると外壁を塗り替えることになります。壁を塗り替えるのには足場もいりますから、これを30年で2回するのと30年間メンテナンス無しではどうでしょう??
家の中が快適な家だとトータル的にも快適と言えます。
今、現在の状況で家を判断するのではなく、30年先を見据えての家づくりのほうが住みだしてからの満足度も大きく変わると言えます。
住んでいるうちに家はどんどん古くなっていきます。そのことも、しっかりと考えての家づくりがいいのかもしれませんね。