大きなくくりの木の中で??
「木」って言葉はすごく広くて大まかで限定されてはいません。
木という響きを聞くだけで体に優しいとかナチュラルとか勝手なイメージとかいうかいいイメージしかありませんよね。
でも「木」って言葉でひとくくりにされていますが種類も多くて木は木でも乾燥方法や製材の仕方で木の持つ本来の機能をフル活用するものとそうでないものに分かれます。
魚も冷凍保存してそれを解凍して食べるのですけれど解凍の仕方がまずいと食べた
時に「う~ん?」て事になった経験誰しもあるんじゃないでしょうか?
木でも同じことが言えます。
特に乾燥方法一つで変わります。ほとんどの木が機械で人工的に乾燥する人工乾燥です。大量生産が可能でコストも安く抑えられることからほとんどがこの人工乾燥で木の水分を抜いています。
人工乾燥することで本来木の持つ油分も無くなってしまい木本来の働きが出来なくなってしまいます。
そうすると木というだけでの商品としかなりません。
これが自然乾燥になると長い時間と手間をかけて自然に水分を抜いていきます。
こうすることによって木の持つ本来の性能を損なうことなく木本来の働きをします。
それがもみの木であれば調湿効果や消臭作用として出てきます。
湿度が高い日は調湿して家の湿度を50~60パーセント台に保ってくれます。
冬の湿度が低く乾燥している季節ではもみの木に水をかけると乾燥していた部屋の湿度が上がってきます。
つまりは夏は除湿器冬は加湿器が必要となりますがもみの木の家では全く必要が無くなります。
なので単に「木」が体にいいというイメージがありますがほとんどが木の本来持つ性質を失った人工乾燥の木となります。
無垢の木が好きでこの床にしましたなんて言われる方もいますがその床って自然乾燥ですか?それとも人工乾燥ですか?使っている会社の営業マンに質問してみて下さい!
本当に説明できる人ってどれぐらいいるでしょう?