ONEチームで
ONEチーム去年の流行語大賞に選ばれました。
建築現場でもONEで仕事をするのがベストだと考えます。
会社の発注によっても変わります。多くの会社は分離発注になります。各業種ごとに下請け業者がいてそこに仕事を発注します。なので工事ごとに会社や職人も違ってくることになります。
こうなると現場監督が必要になる訳です。全ての工程を組んで下請け業者に発注します。そしていつに工事に入ればいいのかを手配します。いつも現場で会う職人同士なら仕事の段取りもスムーズにできて無駄がありません。でも全く知らない人同士なら「自分の担当の仕事だけこなせばいいや」なんてのがいると現場はうまく進みません。
意思疎通がうまくいかない分「あの時あそこをああしてくれていないから、、、、」なんて事になって責任転換が始まります。こうなると責任のなすりつけあいでうまくいきません。
自分の事だけで回りが見れなくなるとトラブルの元ですから。
自分の場合すべて一括発注です。職人同士がいつめんです。なので現場での打ち合わせもお互いに「こうしようああしよう」と話して一番いい選択肢を選択することが出来ます。
「あの時言ってくれれば良かったのに!」何てことはありません。
「ここをこうするとこうなるそうするとお客様も使いやすい」そんなことを話し合ったりして現場は進んでいきます。何かトラブルがあってもすぐに対処できるのも強みです。
自分一人の事ばかり考えている人と現場やお客様の事を考えて仕事ができるこそが本当のONEチームと言えるのではないでしょうか。