昔の家は日本の風土に合っていた
昔の家は日本の風土に合っていました。
日本には四季があり季節ごとに気温や降水量湿度など変化も様々です。
昔の家は木造軸組み工法で土壁で出来ていて畳のほかはすべて自然乾燥の無垢材が使われていました。
夏暑く湿度の高い夏では土壁が湿度を調整してくれていました。
島も高断熱高気密でもなく冬は隙間風が抜け寒かったでしょう。
今のようにキッチンも土間で窯で火を起こして料理をしていました。昔の家ではこれが理にかなっていたのです。
薪で火をたいた煙は煙突で外に逃がし家に放出される二酸化炭素も家に隙間が沢山あるのでこもることもありませんでした。
子どもの頃は風呂は薪でお湯を沸かしていましたから。
そんな時代には新建材なんてものはありませんでした。なのでアレルギーなんて言葉も無かったと思います。
化学物質を使った家なんか無かったからでしょう。
でも現在の家づくりでは新建材が多く使われるようになり、家自体の断熱性能も向上したので家の中で放出される揮発性物質なるものも新建材とともにやってきたと言えます。
なので国もF☆☆☆☆(エフ・フォースター)という規格を設けているくらいですから。
規格を設けるという事はそれだけ悪いものが含まれていると感じざるを得ないです。
毎日人は空気を吸っています。家にいるときぐらいはきれいな空気を吸いたいですよね。
それを考えるともみの木にたどり着きました。