データか体感か?
家の断熱性能は数値で表すことができます。
外皮平均熱貫流率(UA値)や建物全体にある隙間面積を床面積で割った数値で建物の気密性能の指標として用いられているC値などがあります。
この様なデータなんかを見せられて「断熱性能が良いですよ!」なんて説明されてもピンとくる人なんてほとんどいないでしょう。
データを見せられても全く理解できないので「ハ―そうですか?凄いですね。」何て曖昧な返事しか出来ませんのが本当のところでしょう。
データベースでの話はイメージの世界の話になります。なので想像でしか考えることが出来ません。
「本当に個々の会社の家はデータと同じなの?」って思いませんか?体感しないと分からないことです。
しかも断熱性能は断熱材だけで決まるものではありません。施工の精度によっても大きく左右されますしサッシの性能でも大きく変わります。なのでそこをお客様に選択させるなんてことは非常に危険なことです。
データではわからない部分が沢山あります。
なので一番簡単な方法があります。
住まわれているお客様の家で体感することをお勧めします。
ず~ッと生活されていますのでそこで質問されるのが一番わかりやすいし実際に体感して体や脳で感じてもらう事がお客様にとって一番の近道です。データでは理解出来ない事でも体感することで理解できます。