数字の罠

家の性能は、数字で表すことが出来ますが、すべてを数値に頼って判断するということは、ものすごく危険なことになります。
耐震性能は、耐震等級1∼3で数値で表されています。耐震等級1が、阪神淡路大震災に耐えうる強さになりますが、熊本地震のように余震が来た後に、本震が来ると崩壊してしまうこともあります。熊本地震では、余震の後の本震で沢山の家が倒壊しました。
最初の大きな揺れには耐えたのですが、二度目の大きな揺れには耐えることが出来なかったので崩壊したことになります。
耐震等級2が、耐震等級1の1.25倍の揺れに耐えうる強さになりまして、耐震等級3が耐震等級1の1.5倍の揺れに耐えうることが出来る家になります。
耐震等級3だから絶対に安心だという事ではありません。あくまでも基準値が最高だという校になりますが、耐震等級3でも耐力壁のバランスがバランスよく配置されている家と、一方に偏った家とでは地震に対する強さも変わってきます。
なんでもバランスがいい家のほうが安定感があって、地震に強い家になります。
家の気密性能も数値で表すことが出来ます。
気密性能は、C値で表すことが出来ます。C値は1㎡あたりにどれだけの隙間があるかで表されます。
数値が小さければ小さい程、気密性能がいい家になります。
気密性能がいい家になると、冷暖房効率が高い高気密住宅とされ、最近ではC値が0.5以下で高気密住宅だといわれています。
でも、暮らしてみるとそうではないことのほうが多い。
なぜそうなのかですが、床が冷たいと同じ温度の部屋でも体感温度が変わる事になります。
床が硬いと熱伝導率がいいので、足の裏から体温を奪いやすくなります。一方柔らかい床材は、熱伝導率が悪くなりますので、足の裏から熱を奪いにくくなります。
また、やわらかい床は、一度温まると熱を蓄え続けますので、床が暖かく感じることになります。
床材で、体感温度が変わりますので、同じ温度の部屋でも床が硬い部屋のほうが、体感温度は寒く感じてしまうことになります。
断熱材によっても気密性能は変わります。
グラスウールやロックウールのような、現場で施工する断熱材は、大工の腕によって数値が大きく異なることになります。
職人によって差が出るものになりますので、施工者によって性能にばらつきが出ることになります(汗)
もみの木ハウスでは、吹き付け断熱のフォームライトを使用していますので、職人による施工むらがありません。数値がブレルことがありませんので、家ごとで暮らしている人が感じるものが異なることはありません。
数値で判断すると、暮らしだしてからこんなはずじゃなかったってことになりかねませんので、ぜひご自身の五感で体感されることをお勧めいたします。
数値よりも、ご自身の感覚がのほうが間違いがないからです!!












