木は乾燥方法と製材方法で効果が変わります

木は、乾燥方法と製材方法で効果が変わりますが、このことを知ってる人はものすごく少ない。
家を売って営業マンでも、全く知らないという人がほとんどになりますので、お客様からすると何も知らない人から売られることになっています。
木にも、たくさんの種類があって、木ごとに出す成分や暮らす人にとっても、メリットやデメリットも変わります。自分たちに合った木を使うのが、本来の目的にはあっているのですが、木なら何でもいいと思われていますので、暮らしてみて木の効果を感じられないとか、高価な木を使っただけの家になってしまいます。
木を使った家は、どうしても高いと感じられてしまいますが、効果がない木だともの凄く高い木だけになってしまいます。暮らし人にとって大きな恩恵を与えてくれる木ならば、高いと感じることはありません。むしろ安く感じることになります。
木は、乾燥方法で、性質が全く異なってしまうものになります。
木は、伐採されたときには70パーセントぐらいの水分を含んでいます。
木が含んでいる水分を、13パーセント前後にまで乾燥させないと、使用することが出来ません。
木の水分を乾燥させる方法は、二種類あります。昔から行われている自然乾燥と、人工乾燥があります。
自然乾燥は、木の水分が自然に乾燥していくまで立てかけて乾燥させる方法です。時間と手間が物凄くかかることになります。
人工乾燥は、熱を加えて強制的に木の水分を乾燥させる方法になります。短時間で乾燥させることが出来ますので、時間とコストを削減することが出来ます。なので、現在流通している木のほとんどが人工乾燥された木になります。
自然乾燥された木は、細胞が壊されることなく乾燥されていますので、木が本来持つ性能を発揮することが出来ます。これに対して、人工乾燥された木は、細胞が壊れてしまっていますので、木が持つ効果を発揮することが出来ません。なので、自然乾燥の木に比べると、見た目は木なのですが、効果がない木になってしまいます。
製材方法によっても、木の効果が変わります。
板目と柾目に製材するのですが、板目の材料は、昔から酒樽や醤油樽や風呂おけなど、水分が漏れないようなところに使用されていました。
柾目は、寿司桶やお櫃などに使用されています。湿気を調整してくれる用途で使用されています。
板目よりも柾目のほうが、暮らす人にとっては色んな効果を与えてくれます。
もみの木ハウスで使用しているもみの木は、全て自然乾燥の柾目の木になります。
なので、もみの木の調湿効果で洗濯物が家干しで乾きますし、もみの木の消臭効果で、生活臭も全くしない家になりますので、芳香剤や消臭剤も不要になる家になります。
木は、乾燥方法と製材方法で効果が全く異なるものになりますので、しっかりと目的に合った木を確認してから、使用することをお勧めいたします。











