これからの家に求められるもの

これからの家に、求められるものは何なのか??
色んな考え方がありますが、これから家を建てるのであれば、家の性能が良くなければならないと考えます。
家の性能も会社によって考え方も異なりますが、暮らす家族が快適で健康で暮らせなくてはならない。
もう冬になって今年の夏はものすごく暑かったけれども、涼しくなって冬になると夏は物凄く暑かったことなんて忘れてしまいます。
年々地球温暖化の影響で、地球全体の気温が上昇しています。今まで以上に夏が暑くなってきていますので、今までは断熱性能に基準はありませんでしたが、今年の四月から建築基準法が改正になって、断熱等級4以上でなければ家を建てることが出来なくなりました。
家にいながら熱中症になったり、ヒートショックになったりしますから、家の性能を上げることによって快適に暮らせるようになってきてはいますが、家の性能を数値で表すことが出来ますので、数値だけにこだわって他のことがおろそかになっていることも多い。
家はトータルバランスが重要になって来ます。
バランスを考えて家を設計しないと、何か一つでもかけてしまうと、そこがウイークポイントとなって他の物の足を引っ張ることになるからです。
いくら断熱性能や気密性能を上げたとしても、耐震性能が低ければ、地震が来たときに耐えることが出来ない。そうなれば、家族や財産を守る事なんて出来ません(汗)
他にも、安価な材料を使用することで、家の価格を安く抑えることが出来ますが、その分家をメンテナンスしないといけない期間が短くなってしまいます。最初は安くても、何十年も暮らすとメンテナンス代にものすごい費用が掛かってしまうことになります。
何十年も暮らすと、給排水工事も必要になって来ますので、家のメンテナンスがしやすいように長期優良住宅にしておかないと、家を長く維持することが出来なくなります。
長い間、家を快適に維持して、快適に暮らしてくためには色んな所に気を付けて設計しないといけませんが、すべてを満たすためにはそれなりの経験が必要になります。
性能住宅や耐震性能がいい家や長期優良住宅は、普段から建てておかないと、お客様にいわれて急遽するようでは完璧なものはつくることが出来ません。
普段からやっていないとできないことになるからです。
家の性能は数値で判断できますが、数値がいくら良いから大丈夫ではありません。
ご自身で体感されての判断が、一番間違いがありません。数値だけがいくら良くても暮らしてみるとそうでもないことも多いですからね。
これからの家に求められるものはバランスがいい家になります!!











