冷蔵庫は、キッチンの近くにあるのですが、配置する場所によって使い勝手が大きく異なることになります。

冷蔵庫の置く位置なんて、どこでもいいと思われることなのですが、こんな些細なことででも、使い勝手がいい配置とそうではない配置があります。

冷蔵庫の配置場所には、コンセントが必ず必要になりますので、設計の段階で冷蔵庫を配置する場所はもうすでに決まっています。

設計者が、家事を普段からしているのであれば、冷蔵庫の位置も使い勝手がいいところに配置してあるのですが、普段から全く家事をしない設計士だと、冷蔵庫の配置する位置など全く気にすることなく配置することになります。

暮らしだしてから使いにくいと思っても、もう配置を変えることが出来ない。自分でキッチン収納を後から購入するのであれば、延長コードを使えば配置を変えることが出来ますが、そうなるとアース線がコンセントまで届かなくなってしまいます（汗）

マンションや建売住宅などでは、あとからキッチン収納を購入するスタイルになっていることが多いですので、冷蔵庫の配置は自分の好きなように配置しようと思えばできるのですが、最初からキッチン収納が付いている家では、冷蔵庫の置く位置は最初から決まっています。そこで冷蔵庫の配置する場所が悪いと、一生ストレスを感じながら生活することになります。

些細なことだと思うかもしれませんが、冷蔵庫を配置する場所は、ものすごく重要だと自分は考えています。

対面キッチンが多く採用されていますので、換気扇のある壁面の奥に、見えない様に隠したいので、冷蔵庫を一番奥の人目につかない所に配置してしまうと、非常に使いにくくなってしまいます。

キッチンにいる人の負担が物凄く大きくなります。

奥にあるので、お茶を入れてやジュースをとってなどキッチンにいる人に全て頼むようになります。誰が一番キッチンにいる時間が長いのかにもよりますが、このような生活が当たり前にいなってしまいます。

自分で冷蔵庫の物をとるにもいちいち一番奥まで歩いていかないといけないので、どうしてもめんどくさくなってしまいますし、キッチンに誰かたって家事をしていると、その後ろを通ることになりますので、十分に余裕があるのであればいいのですが、すれ違いにくいスペースだとストレスを感じることになります。なので、すぐにあれとってと、キッチンに立っている人に依存するようになってしまいます。

反対に、一番手前に冷蔵庫を配置すると、誰の邪魔にもならず、すぐに欲しいものを取り出すことが出来ます。子どもでも大人でもダイニングテーブルから最短の距離でとることが出来ますので、誰かに取ってもらうなんてことが無くなります。

冷蔵庫の配置一つでも、生活が楽になったり苦痛になったりしますので、設計者によっても大きく異なることになります。

 

もみの木の家をイベントで体感

小野市にて「真冬でも快適に一年中素足で過ごせるお家の体感会」【1/24・25】

モデルハウス見学会 お住まい見学会 兵庫県全域 小野市

1月24日(土)・25日(日)に小野市のモデルハウスにてお住まい見学会を開催いたします。 自宅をモデルルームとして公開しているため実際の暮らしを見学できます。 約5年暮らしての家のニオイや ... 続きを読む »

小野市にて「バイクガレージのある平屋の家」完成見学会【12/6-21】

完成見学会 完成見学会・体感会 兵庫県全域 小野市

令和7年12月6日(土)～12月21日(日)、小野市池尻町にてお施主様のご厚意で、もみの木の家の完成見学会を開催させていただきます。 家族構成はご夫婦。平屋でバイクガレージのある家。 一番 ... 続きを読む »