木も色々です

「木はいいです!!」といわれているけれども、どういいのか??
そう聞かれて誰も、説明することなんて出来ません(汗)
ただ単に、ぼんやりとしたイメージの中で、何となくいいと思われているからでしょう。
木の本当の効能を知っている人は、ほとんどいません。木を、ビジネスとして取り扱ってる人が多いからです。
木の効果がいいから使用しているのではなく、売れる木を売っている方が多いからです。
よく売れる人気のある木なら、効果なんて気にすることなく、人気がある木だからとか、営業マンが勧めてくるからとかで決めることになるのでしょう。
木は何となくいいだけしか思われてはいなくて、木が持っている効果は、二の次になってしまっています。本当は、自分たちの家族がどんな暮らしをしたいのかで、木の効果を見極めて判断するのが当たりまえだと思われますが、現実はそうではありません。
そこがわかるのは、木を使用する量が明確にどこの会社でも定められてはいないからです。
この量を使用すればこの様な効果があります!!とはっきりとうたっている会社はあまりありませんし、木も色んな種類を選択できるようになっていますので、木なら何でもいいという考え方が世の中には浸透しています。
木も大きく分けると、針葉樹と広葉樹に分かれます。そこから何科・何属といったように細かく分類されてきますので、木も沢山の種類がありますので、人間にも個性があるように木にも効果が異なることになります。
針葉樹はソフトウッドと呼ばれていますので、やわらかい木になります。これに対して広葉樹はハードウッドと呼ばれていますので、硬い木になります。
やわらかい針葉樹は、足腰の負担を軽減しますし、転倒したときでも衝撃を吸収してくれます。
何よりも針葉樹は熱伝導率が悪いので、一度暖められると、長時間暖かさを持続することが出来ます。足の裏から熱を奪いにくいので、冬でも暖かく感じます。
一方、広葉樹は硬いので、足腰に負担がかかりますし、転倒したときに硬いので怪我の元になりかねません。
広葉樹は針葉樹と異なり熱伝導率がいいので、足の裏から体温を奪います。冬は硬い床は冷たくて、靴下を履いても冷たく感じますので、スリッパが必要になって来ます。
しかも、表面が硬いので滑りやすい(汗)猫や犬は、コーナーで滑りながら走ってきますからね。
やわらかい床と硬い床では、同じ温度の部屋でも、硬い床の部屋のほうが体感温度が冷たく感じることになりますので、暖房器の温度も自然と高く設定することになってしまいます。すると、光熱費が自然と高くなってしまいます。
しかも、使用する量も明確には定められてはいませんので、予算が沢山ある方にはふんだんに使用して、予算が無い方にはそこそこしかし使用しないというのが、現実ではないでしょうか??
木も沢山の種類があって、木によって効果も異なりますから、そのへんはよくお聞きになって決められることをお勧めいたします。暮らしてみてから思っていたのと違うなんてことにならないためにもですね。











