どこにお金をかけるのか?

家を建てるときに、どこにお金をかけるのかで、建てた後の家での生活が大きく異なることになります。
どんな暮らしをしたいのかで、家にお金をかけるところが変わってきます。
家にお金をかけたく無いと考える方は、建売住宅を購入すればいいです。家の価格は、家の性能に比例致しますので、家賃と同じぐらいの支払いで家が建てられたのであれば、今まで暮らしていた家と何ら変わらない家に暮らすことになります。
価格が安い分、家の性能が低いので、夏は暑く冬は寒い家に一生暮らすことになります。
つまり、一生、夏になると暑い暑と汗をかきながら、冬は寒い寒いと震えながら生活することになります。
外気の温度変化と同じように、家の中の温度も変化致しますので、快適に暮らすことができる季節なんて春と秋のほんの一瞬だけです。
最近は、夏が年々暑くなっていて、夏の期間が長く、春と秋の一番過ごしやすい季節がものすごく短くなっています(汗)
性能が低い家では、暑さ寒さを我慢しながら生活することになるので、夏は家が暑くなるので、エアコンをフル稼働させないと暑い夏を乗り越えることができません。冬は家が寒くなりますので、暖房器具をフル使用して部屋の温度を上げます。家の性能が悪いと、夏はエアコンの設定温度を下げて、冬は暖房器上げて使用することになりますので、光熱費が高くなって仕方がない。
高い光熱費は、一生払い続けることになります。
高い光熱費を一生払い続けると、相当な金額になります。
性能がいい家は、毎月の光熱費が2万円で性能が悪い家では毎月の光熱費が3万だとすると、毎月の差額が1万円で年間の差額が12万円になり、
10年だと120万もの差が出てきます。
30年だと360万もの差が出てきますし、その間にエアコンも買い替えることになります。
性能がいい家では、エアコン一台で一年中快適に暮らせますが、エアコンが壊れても一台だけでの交換になりますが、性能が悪い家では各部屋にエアコンが必要になりますので、エアコンが壊れて買い替えるときには物凄いお金が必要になります。一度に買い替えることがなくても、順番に交換することになりますので、エアコン代も高くなってしまいます。
家の性能で、光熱費やエアコンの交換代にも沢山の費用がかさみますので、このお金を最初に家の性能に投資しておけば一生快適に暮らすことができる家に暮らすことができます。
家に最初にお金をかけるのか??それとも建ててから我慢しながら、常にお金を垂れ流しながら生活し続けるのか、考えればすぐにわかるのですが、現実の価格を見比べるとそうはいかないことの方が多い。
今の現場で判断してしまうからです。
家の性能で、一生の暮らしがガラッと変わります。












