木もたくさんの種類があります

木はいいですよ!!
って言われているけれども、すべてがいい木ばかりではありません(汗)
木も沢山の種類がありますから、樹種によっても効果が変わりますので、全ての木が全く同じ効果があるのではありません。
人にも個性があるように、木にも個性があって、使用する目的によって使い分けるのがいいのですが、一般的な認識では、木なら何でもいいというイメージだけが独り歩きしてしまっています。
何処の会社でも、「木はいいですよ!!」で、この木がこのような効果がありますのでいいですよ!!というのではなく、木はたくさんの種類があるものを木というひとくくりにしてしまって、木はいいですよ!!になってしまっています。
木は大きく分けて、針葉樹と広葉樹に分かれます。
針葉樹は、太古の昔から生えている木になります。広葉樹は、針葉樹よりも後に生まれた木になりますので、全く性質が異なるものになります。暮らす人に与える効果ももちろん全く異なることになります。
針葉樹と広葉樹も、この先に何科・何属と分類されますので、ここでも成分が異なる木になります。
針葉樹は、ソフトウッドといわれていて、やわらかい木になります。やわらかいから衝撃を吸収してくれますので、膝や腰の負担を和らげてくれますし、熱伝導率が悪いので熱を吸収しにくい。素足でいても足の裏から体温を奪いにくい木になります。
一度暖められたり、冷やされたりすると、熱伝導率が悪いので、長時間同じ温度を保ち続けることが出来ます。なので、冬に暖房で温められた床は、床暖房が入っているかのように暖かく感じます。
一方、広葉樹はハードウッドといわれていて、硬い木になります。硬い木なので、傷が付きにくいのはいいのですが、硬い分、膝や腰に負担がかかることになります。
広葉樹は熱伝導率がいいので、熱を吸収しやす性質です。素足でいると、足の裏から体温を奪ってしまいますので、冬は素足でなんか過ごすことが出来ません。
欧米のように、靴で生活する文化であれば、硬い床のほうが傷が付きいにくいので、重宝がられます。日本は靴を脱いで家にあがる文化なのが、生活様式が欧米化になってきて、広葉樹が良く使用されるようになりました。
同じ温度の部屋にいても、やわらかい床と硬い床では体感温度が全く異なることになります。
やわらかい床のほうが暖かく感じて、硬い床のほうが冷たく感じてしまうことになります。
木の種類もそうですが、床材でも感じることが異なりますので、「木はいいです!!」は嘘になります(汗)
本当は、この木はこのような成分がるのでこのようなメリットがあるから使用します。になるのが、木をひとくくりにしてしまってるから沢山の選択肢があるのです。
木は、沢山の種類がありますので、使用されるときには、木の成分や効果をしっかりと聞いてから使用されることをお勧めいたします。












