家族構成は変わります

家族構成は変わります。
子どもが小学生になるころには、今住んでいる賃貸住宅が狭くなってくるので、家を建てようと考えだす人が多い。
家が狭くなってきて、子育てを中心に家づくりをしてしまうことになります。家づくりをするにあたって、大きな家を建てたいいと思う方も多いですが、最近は色んな物の価格が上昇していますので、家の価格も高くなっています。
家が大きくなればなるほど、家の価格も上昇することになります。
子どももどんどん成長していくので、部屋を大きく考えてしまいますが、部屋が大きくなればなるほど家が大きくなってしまいますので、ここでも自然と家の価格が上昇してしまうことになります。
核家族が増えて、自分たちの代だけで後は誰も暮らさない。子どもたちが巣立ってしまうと、各自の家庭をもつことになりますので、家は自分たちが暮らすだけで、後はどうなるかなんてわからないものにお金を沢山費やすことになってしまいます。
せっかく高い買い物をするのですから、自分たちの代で終わる家よりも、もっと使用できる家を建てておくことで、誰も暮らさなくなっても賃貸として貸すことも出来ますが、今多く建てられている家のほとんどが、自分たちが暮らさなくなったら更地にして売却することになる家が多いです。
子どもと一緒に暮らす期間は、人生の中では物凄く短い時間になります。
早い場合だと中学生から家を出ていきますし、高校を卒業すると進学で家を出る子どもが多い。
就職や結婚で最後は家を出ていくことになりますからね。それからは、夫婦二人きりでの生活になってしまいます。
子どもを育てていた期間よりも、はるかに長い期間を夫婦二人きりで過ごさないといけません。
だから家を考えるときには、今の現状で考えると後々後悔することになります。
家が大きいと、家のメンテナンスにかかる費用も家が大きくなればなるほど、かかってくることになります。
大きな家を建てるのには、それだけ敷地が必要になりますので、土地代も自然と高くなってしまいます。
お金が沢山有り余っている人なら、全く問題ありませんが、物価が高騰しているので、少しでも価格を抑えたいと考えます。
そうなると、家もコンパクトな家に、なってきます。
家の考え方は、人それぞれですが、自分も大きな家よりもコンパクトな家に暮らすことでいいと考えます。
我が家も子どもが巣立っていくと、空き部屋が増えて、全く使用することがありません。使用した期間はほんのわずかで、広い部屋にしてしまったので、今ではもっと小さな部屋にして家をもっと小さくすれば良かったなとさえ感じます。
家族構成は、家を建ててから確実に変化しますので、今の現状で考えることよりも、何年も先のことを考えて建てるべきだといえます。後々に後悔しないためにですね。












