憧れはいらない

家を建てるときに、必ず必要なものと必ず必要ではないものがあります。
毎日、生活するのに、家の中にトイレがないと生活することができません。
外で用を足すなんてしていると捕まってしまいますからね。
キッチンも無ければ生活が成り立ちません。
毎日の料理を作ることができません。
お風呂もないと、生活することは今の時代ではできません。
たまに行く温泉や銭湯はいいですが、毎日となると大変です。
寒い冬なら、湯冷めをして風邪をひいてしまうリスクも高まります。
玄関や窓も家には必ず必要なものになります。
玄関が無ければ家に入ることができませんし、窓も居室には光が入るように、建築基準法で定められていますので必ず必要なものになります。そのほかにも、屋根や外壁や床など必ず必要になるものは家を建てるときには外す事ができないものになります。
家に必ず必要ではないものは、あれがあったらいいな。という憧れのものになります。
家を建てるときには必ず必要ではないものの、せっかく家を建てるのだからということで取り入れることになります。
家を建てた後からでは取り入れることが難しいことになるからです。
床暖房や大きなリビングなどは、家を建てるときに憧れの的になるものになります。
もみの木ハウスでは、床暖房は全く必要がありません。
床暖房無しでも、一年時素足で過ごせる家になるからです。
常識では考えることができない生活ができる家になっています。
床暖房は非常に高価なものになりますし、光熱費も決して安くはありません。
壊れたときに、大きな岐路に立たされることになります。
床をめくって床暖房をもう一度やりなおすのか?それともこのまま床が冷たいまま我慢しながら生活をするのか?
床暖房をやりかえとなると、相当な金額がかかることになります。
最初からお金が高価なものは壊れたときも、お金がたくさんかかることになります。
大きなリビングも後々後悔する事になります。
子育てをしている時はいいですが、子どもが巣立って夫婦二人きりになってしまうと、大きなリビングでポツンと二人で暮らすことになります。
無駄な空間だったと気づく事になります。
掃除する面積も広くなってきますので、毎日の掃除も歳をとるとだんだんと重くのしかかってきます。
家を建てるときには憧れを抱いてしまう事になります。今の現場で考えてしまうからです。
もっと、先のことまで考えての家づくりをするべきなのが、なかなかそうすることができない人が多い。
必ず必要なものと憧れているものは違いますので、よく考えてからつけられることをお勧め致します。
せっかくだからで憧れを取り入れると、後々後悔する事になりかねませんからね。














